こんばんは。さすけです。
我が家の状況は!
こんな感じです!!
いや~昨日は暑かったです。。。まだエアコンが来ないんですが、一条工務店さんエアコンはまだですか~\(^o^)/
さて、本日のお題は気密測定についてです!
一条工務店の家は高気密高断熱を売りにしており、気密については実測してくれます。
で、我が家でも先日気密測定が行われました!!本当は土曜日の午前中に実施予定だったのですが、午後から気密測定器が取り付けられて、私が現場をうろついていたら「今日やっちゃいますか?」と聞かれ、OKをしたため、急遽本日に予定変更となりました。
我が家の気密測定と同時に、ついでに、気密測定器を試験するという変なこともやってみました!!
気密測定に付いてはもうご存じの方が多いと思いますが、一応簡単に書いておきたいと思います。
住宅の気密測定とは、ものすごくおおざっぱに言えば、住宅にどれだけ「管理されていない隙間」が空いているかを調べることです。
昔の住宅なんかだとコンセント回りからすきま風が入ってきたりという、隙間の空き具合を調べるのが気密測定です。
この隙間の面積はC値という値で示されます。C値についてはこちらがわかりやすいです。
ようはC値とは、家に空いた隙間の面積を住宅の延べ床面積で割った値です。我が家の延べ床面積は139.56㎡ですから、C値=1㎠/㎡であれば家の床、屋根、壁などに管理できていない隙間が139.56㎠空いていると言うことになります。ちなみに、官製はがき1枚の面積が148㎠ですから、家中の隙間をあわせた面積がはがき1枚分程度でちょうどC値が
1㎠/㎡ となります。
その測定方法はというと
こんな装置が使われています。ただ、原理は至ってシンプルで上のバズーカのような部分の中を覗いてみると
こんな感じのファンが付いていて、ファンから外気を取り込んで、家の内部の圧力を高くしてファンの手前にある流量計で空気の流量を測定するという原理のようです。
で、ご託は置いておいて、我が家のC値はというと!!
C値=0.6㎠/㎡
となりました!!
延べ床面積140㎡×C値0.6㎠/㎡=84㎠
となって、我が家には84㎠の隙間しか空いていないようです!!84㎠ということは、9cmの正方形の面積と同程度です。官製はがき1枚の半分より少し広い程度の面積です!
・ どこに隙間が生じているのか?
で、ですよ、こうなってくると一体どこに隙間が空いているんだろうか?と思ったので気密測定器を動かしてもらっている間家の中の隙間がありそうな箇所に手をかざして確かめてみました。
1. 外部と接続された配管
気密測定器を動かしている間、「すーすー」と風が出てくる場所がありました!!
それは。。。我が家のサーバ収納^^;内にある外壁と通じた配管からでした。これは、まあ、そうだよね。。。配管の外側部分にはビニールテープでフタがしてあるのですが、それでも漏れてしまっているようでした。
ただ、サーバ収納内には外部換気扇も取り付けてあり、気密をとるために防音ドアを採用して気密が取れるようになっているので「管理された隙間」です。ドアが取り付けられる前に気密測定をしているため、仕方なさそうです。仮に全部の配管を完全にふさげたとしたら0.1ぐらいは気密が上がるかも知れません??
2. 引き違い窓の下側
次に、やはり「すーすー」と本当にわずかですが風が感じられた場所は、引き違いの窓の下側でした。監督さんに聞いてみると、窓の下側には水抜き穴があると言うことでしたから、この水抜き穴の隙間であると言えそうです。というか、見てみると確かに水抜き穴はあるのですが、家の大きさに対してこれほどまでに小さな隙間も問題になるのかと逆に感心してしまいました。
3. 床下収納の扉?部分
もう1箇所見つけたのは床下収納の扉が取り付けられる予定の部分です。他の場所に比べるとかなり弱いですが、確かに風が出ているように感じました。
私が見つけた「隙間」は以上の3箇所でした。残りはおそらく床部分や壁の継ぎ目からもわずかに出ているのだとは思いますが、手をかざしても風を感じることはできませんでした。
問題は数値ではなく、住んだときの寒さですが、かなり期待が持てそうです\(^o^)/
というか、隙間面積をこれだけ小さくするためには大工さんの丁寧な施工が不可欠と思います。これは本当に感謝です。
気密が一発で基準値の0.7を下回ったと言うことで、大工さんも顔をほころばせてホットされていたのが印象的でした。
・ この数値は本当?
で、ですよちょっと気になったことがあったのです。だってデスよ。皆さんのブログを拝見してても、一条工務店で建てた家のほとんどがC値0.6、0.7、0.8あたりで、たまに0.4や0.5なんて数値も見かけるのです。
でもね、家の大きさってもの凄く大きいです!!C値0.5なんてい言ったら40坪の家に対してはがきの半分のサイズの隙間しかないことを意味します!!
もしや一条工務店が使っている気密測定器は
適当な数値を示しているだけじゃないの( ̄^ ̄)!
と思ったのです^^;
いや、本気でそう思ったわけではないのですが、実際の所どの程度妥当な数値が出ているのかが分かりません。確かに測定器には「校正済み」なんてシールが貼ってありますが、自分の目で確認しなくては確信が持てません!!
ここで、大工さんたちは休憩に入られました!
チャンス到来デス!!
監督に「休憩している間、もう一回だけ気密測定器を回して!!」とお願いして、監督に怪訝な顔(また変なことやり出した。。。っていう顔^^;)をされながらも私は気密測定器から一番離れた窓を5mmだけ開けました。
↓下の写真は休憩中に行ってもらった気密測定中の写真です。高さ130cmの窓をメジャーで慎重に測って5mmだけ隙間を空けました!
測定中なので、写真では分かりませんがピューピューと風が入ってきています。
で、これで何が分かるかというと!!
故意に隙間を作ったことで、我が家の隙間面積は
130cm×0.5cm=75㎠
だけ増加したはずです。ということは、C値に換算すると
だけC値が増加するはずです。よって、気密測定器が正しい値を示しているならば、我が家のC値は1.1になるはずです!!
万が一、これで0.7とか0.8だったらC値が性格に測定できていない証拠になります!!よしっ!ブログのネタになるぞ~^^
で、結果です!!!
ツマラン(~_~)
予想した数値とぴったりとあいました。我が家のC値0.6にわざと生じさせたC値増加分0.5を加えた値にぴったりと一致しました。
ということは、どうもこの気密測定器は本当に隙間面積を測定できているようです。。。我が家にとっては嬉しいことですが、ブログ的には残念です^^
ということで、気密測定器の精度も結構高いことがわかり、一安心です。
以上が我が家の気密測定結果でした!!