こんばんは。さすけです\(^o^)/
家を建てる際に、室内に洗濯物干しを設置される方も多いと思います。室内に洗濯を干す場所があることで、雨の日の室内干しに使えることはもちろん、洗濯終了後にちょっと引っかけておいて、後でまとめて外のベランダや庭の物干しで干したり、はたまた、アイロン掛けが終わったワイシャツなどを引っかけておけたりと、室内に物干しがあることで色々と便利な使い方できます。
室内物干しとして有名なものに川口技研が販売するホスクリーンやパナソニックのホシ姫サマなどがあります。ホスクリーンやホシヒメサマほど有名ではありませんが、森田アルミ工業のPIDという室内物干しもあります。
ホスクリーン、ホシ姫サマ、PIDそれぞれメリット、デメリットがあり、使用目的に応じて選ぶことでより快適な室内物干しライフ?が送れるように思います^^
我が家ではこのPIDを取り付けましたが、その実際の使用感を含めて、ホスクリーンやホシ姫サマも含めて、それぞれのメリットやデメリットを紹介します\(^o^)/
室内洗濯物干しの種類(タイプ)
自立型洗濯物干し
一般に室内に置く洗濯物干しというと
このような、自立型の室内物干しをイメージされる方が多いかと思います。
しかし、このような自立型の物干しは場所を選ばないという点で便利なのですが、部屋を占拠してしまって邪魔になるということがおこります。また、見た目にも良くないと言うこと、さらには床に自立するため、歩行の邪魔になってしまいます。
そこで、お勧めなのが、天井や壁に設置する「住宅設備」型の室内物干しです。
住設型室内物干し
住宅設備型の室内洗濯物干しとは、天井や壁に物干しを「住宅設備」として取り付けてしまうタイプの物干しです。
このタイプの物干しとしては主に
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ホスクリーン
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ホシ姫サマ
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手動昇降式ホスクリーン
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PID
の4種類があります。これらは、いずれも壁や天井に取り付ける室内物干しであるため、
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床を占有しないため歩行の邪魔にならない。
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取り外しが容易であるため、来客時などに見た目を損なわない
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必要な時だけ使うことができる
といったメリットがあります。一方で、物干しの種類によって
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値段が高め
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自分で設置することが難しい(工事が必要)
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邪魔になる
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移動ができない
などといったデメリットがあるケースもあります。
ホスクリーン:住設一番人気!?
ホスクリーンは、天井に設置する室内物干しです。おそらく、ハウスメーカーによらず注文住宅を建てる際の定番オプションとも言うべき人気商品となっているかと思います。
ホスクリーンは、天井に取り外し可能なポールを設置することで、室内に物干しを設置するための器具です。
天井部分に、目立ちにくいポールの固定金具(ホワイトと木調天井用の茶色の2種類がある)
を設置し、ここに天井の高さに応じて22cm~1.2mの長さのいずれかのポール
を差し込むことで、室内物干しとして利用することができます。別途2本のポールに差し込む棒(室内用竿だけ)が必要になります。
ポールの抜き差しは、押して回すだけなので、ポールの抜き差しは簡単に行えます。
ホスクリーンの価格は?
ホスクリーンは単体で、長さに応じて定価が4300円~5950円/本となっています。通販で購入した場合の実売価格は、2本セットで6000円程度となっています。
ハウスメーカーで施工した場合は、一条工務店で設置をした場合で、ホスクリーン1本施工あたり材料・工賃込みで3600円(ロングタイプは3900円)となっています。
ホスクリーンの設置はDIYできる?
現在、設計打ち合わせ中などの方であれば、ハウスメーカーや工務店で材料を買って設置してもらうことを強くお勧めします。通販で材料を買った場合で1本あたり3000円してしまいます。一条工務店の場合は、材料費と設置工賃込みで1本あたり3600円ですから、実質の工賃は600円です。この金額で綺麗に設置してくれることや1年間の保証が得られると思えば非常に安いと思います。
しかし、既に家の引き渡しを受けてしまっていたり、今から変更をするとお金がかかってしまうという場合はあ、自分で設置をすることも可能と思います。
設置自体は木ねじのネジ止め2本で固定するだけですから、日曜大工ができる方であれば設置自体はDIYできると思います。
ただし、ホスクリーンには取り付け金具を目立たないようにできる「半埋め込みタイプ」もあり、こちらは天井の石膏ボードに穴を開けて取り付ける必要があるのでDIYの難易度が高く、またホルソーなどの専用工具が別途必要になるためDIYには不向きですので注意して下さい。クロスを張った天井でホルソーを使うと壁クロスを巻き込んで周辺のクラスを石膏ボードから引きはがしてしまう大惨事?になることがあります。
参考:KMRRさん【簡単DIY】ホスクリーンの取り付け【5分で出来る】
ホスクリーンの欠点は?
ホスクリーンは、テレビなどでも多く紹介されており、取り外しも容易である事から非常に便利な室内物干しです。
また、値段も2本のポールを設置しても1万円弱とホームセンターなどで販売されている自立型の室内物干しと同程度の金額と手頃な価格となっています。
では、そんなホスクリーンに欠点はないか?というと、2つの欠点?があるように思います。
移動できない
1つめの欠点は、ホスクリーンだけではなく、ホシ姫サマでもPIDでも同じことが言えますが、「移動できない」というデメリットがあります。
例えば、将来なんらかの「棚を置こうと思ったとき、ホスクリーンと干渉してしまう可能性があります。
引き渡しを受けてみたら、タンスとホスクリーンが干渉してしまったというケースです。
住宅の設計打ち合わせは2次元の平面図がを中心として行うため、どうしても高さ方向への配慮が欠如してしまいがちです。ホスクリーンを設置する場所の床には将来的にものを置かない場所を選ぶ必要があります。
ポールの収納が意外と不便?
もう一つの欠点は、ホスクリーン特有の欠点です。それはポールの収納が必要という点です。
ホスクリーンは2本のポールと、そのポールで支えた竿だけのようなポールという3本のポールで構成されています。
上記の写真の例で天井に取り付けていうる2本のポールは長くても50-60cm程度のものですから、収納の問題はほとんどありません。
問題は、ワイシャツが掛けられている竿だけ部分になります。このポールは、通常2m程度を選択される方が多いと思います。
2mの棒って意外としまう場所がありません。
クローゼットにしまおうと思っても縦にしても横にしてもしてしまうには長すぎます。
そのため、このポールの収納をどのようにするかをしっかり考えておかないと、すっきりしたはずの室内物干しがあらたな問題を引き起こしてしまうことがあります。
個人的には、ホスクリーンは、普段は取り付けっぱなしにしておいて、来客がある場合などたまにとりはずすという使い方が向いているように思います。
ホシ姫サマ:昇降機能付き電動型ホスクリーン
先に解説したホスクリーンでは「竿」の収納が問題だというお話しをしました。
パナソニックが販売する「ホシ姫サマ」では、この竿を電動で昇降させることで、使わない時は竿を天井に収納してしまうという点に特徴があります。
上記は天井取り付け型ホシ姫サマの竿2本タイプの画像です。
ホシ姫サマの価格
ホシ姫サマはパナソニックの定価ベースで下記の竿1本タイプで9万1千円します。一条工務店で材料・工賃込みで10万円弱の金額でした。
上記の耐荷重は10kgとなっています。
先にご紹介したホスクリーンの金額はポール2本設置で1万円弱、これに竿の価格が加わっても2万円弱で設置が可能である事を考えると10万円という金額は非常に高額です。
干すことができる洗濯物の量も、ホスクリーンはポール1本あたり5kg以下(耐荷重は8kg/本)で使用することが推奨されているため、ポール2本で竿を設置した場合は10kgの洗濯物を干すことができます。
ようするに、ホスクリーンとホシ姫サマでは干せる洗濯物の量に変わりはありません。ホシ姫サマの竿2本タイプであれば耐荷重は15kgとなるため、干せる洗濯物の量は1.5倍になります。ただし、値段も1.5倍になりますが。。。。
ホシ姫サマのメリット
収納性の良さ
ホシ姫サマはその値段の高さがネックですが、ホスクリーンと比較してどのようなメリットがあるのかというと、それは「竿の収納性の良さ」です。
ホスクリーンは、容易に取り外しをすることができるのですが、取り外したポールや竿は別途収納が必要でした。特に竿は長さが2m近くあるため、部屋の中で収納できる場所は限られてきてしまい、床に転がしておくか立てかけておくしかなくなってしまいます。
その点、ホスクリーンは「竿を天井に収納してくれる」ため、竿の収納の問題がなくなります。
上記の写真では、竿が収納ボックスよりも長いように見えますが、竿自体が伸縮して竿ごとボックスに収めることが可能です。
こんな感じで竿を伸縮させて収納が可能です。
ホシ姫サマのメリットは、この竿の収納性の良さが第一と思います。
作業性の良さ
ホスクリーンよりもホシ姫サマが優れているもう一つのメリットは、物干しの作業性の良さです。
ホシ姫サマは、物干し竿部分を電動で昇降できるため、竿の高さを腰の高さまで下げることもできます。
上記の写真の様に、作業をしやすい高さまで竿を下げて物干しをできるようになるため、通常の物干しのように上向きで作業をする必要がなくなります。
首や腰への負担を考えたとき、日々の物干し作業を容易にできるというのもホシ姫サマの大きなメリットだろうと思います。
特に、高齢者の方がおり、物干し作業をされるというような場合には、値段の高さだけのメリットを得られるかと思います。
ホシ姫サマはDIYできる?
ホシ姫サマは電気工事を要するため、原則として専門の工事業者以外に設置することができません。
電動タイプではないものでも、ネジ止めだけのホスクリーンに比べると複雑な工事が必要になるため、DIYはできないと考えるべきです。
また、新築時以外には設置が困難となってしまいます。
新築設計段階であれば、天井埋め込み型のホシ姫サマによって、見た目をすっきりさせることができますが、後付けの場合は
このような天井直づけタイプしか選択できなくなってしまい、見た目のすっきり差が激減してしまいます。。。
ホシ姫サマのデメリットは?
ホシ姫サマのデメリットはその値段の高さに尽きます。
先にご紹介したホスクリーンや後で紹介するPIDが1万円前後で施工できるのに、ホシ姫サマは電動タイプで10万円、手動タイプでも5万円以上はしてしまいます。
そのため、「物干しの作業の容易さ」と「見た目のすっきりさ、収納性の良さ」という点に10万円の価値を見いだすことができるかどうかによって、ホスクリーンを選ぶか、ホシ姫サマを選ぶかが決まってくるかと思います。
電動にこだわらないのであれば「手動昇降式」が良いかも知れません。
手動昇降式ホスクリーン
ホシ姫サマはパナソニック製と言うこともあり、また、電動式だと私が知る限りはホシ姫サマが唯一の選択肢であるため一定の人気があります。
しかし、電動にこだわらないのであれば、ホシ姫サマと同様に昇降機能を有する「手動昇降式ホスクリーン」も検討の価値があるかと思います。何より値段が安いです。。。。
ホシ姫サマとの違いは、その名の通り昇降機能を電動で行うか、手動で行うかの違いと、耐荷重がホシ姫サマや2本設置の場合のホスクリーンよりも若干少ない8kgであるという点だけです。ホスクリーンの場合、竿を使うとおよそ10kg、ホシ姫サマだと10kgまたは15kgタイプとなります。
手動昇降式ホスクリーンの価格
手動昇降式ホスクリーンの価格は、ホシ姫サマに比べてぐっと安く、材料工賃込みで3万円弱となります。本体のみの価格であれば2万円以下で購入する事ができます。
手動昇降式ホスクリーンのメリットは?
手動昇降式ホスクリーンのメリットはなんと言っても値段が安いことです。2万円台の価格(場合によっては1万円台)の価格でありながら、物干し竿の部分も含めて天井に収納することができ、ホスクリーンの場合のように「竿」の収納場所に困ってしまうことがなくなります。
ホシ姫サマの機能性と、ホスクリーンの値段の安さの両方の良いとこ取りと言った感じです^^
手動昇降式ホスクリーンはDIY可能?
電動のホシ姫サマは、通常のホスクリーンに比べるとやや設置難易度は高くなりますが、DIYに慣れた方であれば自分での取り付けも可能と思います。
こちらに施工説明書がありますので、ご覧になって判断していただくのが良いかと思います。
自分で購入をされる場合は、手動昇降式ホスクリーンには「埋め込み型(URB)」と「直付型(URM)」の2種類があり、埋め込み型は石膏ボードの切り欠きが必要になるため、URMという型番ではじまる直づけ型を選択されることをお勧めします。
手動昇降方式(操作棒タイプと操作ヒモタイプ)
手動昇降式ホスクリーンを設置される場合は、「操作棒タイプ」と「操作ヒモタイプ」の2種類がありますので、設置場所などの状況に合わせて選択されることをお勧めします。
手動昇降式ホスクリーンには、どのように昇降をさせるかによって、2種類のタイプが存在しています。
1つは操作棒によって竿を昇降させるタイプです。そして、もう一つは、「操作ヒモ」によって昇降を行うタイプです。それぞれには一長一短あるため、注意が必要です。
操作棒タイプは、「操作棒」と呼ばれる棒を天井取り付け部分に差し込んでくるくると回すことで竿を昇降させることができます。
もう一つの「操作ヒモ」タイプは、天井から下がっているヒモを引っ張ることで、竿を上下させることができます。
この写真の左側の操作ヒモがそれです。
操作ヒモタイプは、操作棒のように取り外しする部品がないため、棒がなくなって困る、と言ったことはありませんし、棒の収納場所を考える必要はありません。ただし、ヒモを収納することはできないため、天井からは常にヒモが垂れ下がった状態となってしまいます。
一方の操作棒タイプは、ヒモタイプのように常時ヒモが垂れ下がると言うことはありませんが、上下のたびに操作棒をはめて上下をする必要がある事、そして、操作棒自体の収納場所を確保しなければならないという点にデメリットがあります。
そして、この「操作棒タイプ」と「操作ヒモタイプ」には大きな違いがあり、「操作棒タイプは洗濯物をかけたまま昇降可能」であるのに対して、「操作ヒモタイプは、洗濯物をかけた状態では昇降不可能」となっています。よって、洗濯物をかけやすい位置に竿を下ろして、洗濯物を干した後に邪魔にならない高さに上げるといった使い方をしたい場合は、「操作棒タイプ」を選ぶ必要があります。
個人的には、特別な理由が無い限りは操作棒タイプを選んでおくのが良いのかな?と思います。
操作棒は使用しないときは
付属品の壁掛けフックに引っかけておくようにすれば良いかと思います。
手動昇降式のホスク-リンのメリット、デメリットについてはとりさんのブログが詳しいです\(^o^)/
PID:ワイヤータイプ室内物干し
余り有名じゃないけど、ホテルなどではよく見かける?
PIDはホスクリーンやホシ姫サマに比べるとあまり名前が知られていませんが、個人的には最も気にいっている室内物干しです。実際に我が家で取り付けているので使用感などを含めてレビューとしてもまとめて見ます。
ホスクリーンやホシ姫サマはいずれも「竿」を設置して、その竿に洗濯物を干すタイプの物干しでした。
それに対して、PIDは「ワイヤー」を引き出してそのワイヤーに引っかけるタイプの室内物干しとなっています。
PIDというのは、一言で言えば巻き取り式のワイヤー型物干しです。ビジネスホテルの浴室などについていることがあると思います。言葉で説明するよりも見た方がわかりやすいので、下の写真をご覧ください。
PIDも、これまでの室内物干しと同様にメリット・デメリットがあります。
ここまでに紹介してきた、ホスクリーンやホシ姫サマは「天井取り付けタイプ」でしたが、このPIDは壁に取り付けるタイプになります。
PIDの価格は?
PIDの価格は、本体価格で6300円程度で購入する事ができます。ホスクリーンは2本のポールで同程度の金額ですから、竿の価格を考えると、PIDの方が若干安く取り付けられます。
新築時に依頼をすれば、一条工務店の場合で、材料・工賃込みで6900円(税抜)でした。
Amazonで購入して6300円であることを考えると、施工の手間を考えると家の設計打ち合わせをしている段階であれば、取付を依頼して閉まった方が良いかと思います。
PIDはDIYできる?
PIDはホスクリーンと同様にネジ止めだけで取付が可能のため、取り付け自体は柱の位置が特定できれば誰でもできます。ホスクリーンは天井に取り付けなければいけないのに対して、PIDは壁に取り付けるタイプである事から、PIDの方が簡単と思います。
ただし、取付が簡単であるが故にPIDのDIYは「慎重さ」が必須です!!もの凄く当たり前のことですが失敗しやすいため書いておきます。
具体的に、PIDはワイヤーが収納されている容器側と、そのワイヤーを伸ばして固定する受け側の2つの部品が存在します。
上は我が家のPIDの様子ですが、左側に設置されたワイヤーが出る側と、右側のワイヤーを受ける側の高さがぴったりでないと、ワイヤーが斜めになってしまいます。
斜めになると、見た目も良くないですし、場合に寄っては洗濯物がずれてしまって取付をしなおすことになってしまいます。DIYされる場合は両方の高さをそろえるよう十分に注意して下さいね!
やってみると分かりますが、結構難しいです^^;;
レビュー:PIDのメリット(我が家でPIDを選んだ理由)
ホスクリーンはポールを付けたり外したりが面倒そう?
通常、一条工務店をはじめ、ハウスメーカーがが正式オプションとしている室内物干しはホスクリーンだと思います。
当初は我が家もホスクリーンを付けようと思っていました。
ホスクリーンは「使うときだけ」ポールを付ければ良く、使わない時はポールを外すことで見た目を損なわないという大きなメリットがあります!
が、そのメリットは裏を返せば「いちいち着脱しないといけない」ということを意味します。。。。
ぶっちゃけ面倒です。。。
というか、我が家では絶対付けっぱなしにすること請け合いと考えました!
ホスクリーンを使う場面としては主に妻がアイロン掛けしてくれた洋服などを一時的に引っかけておいたり、乾燥機が使えない洋服等を干すのに使います。
ホスクリーンは使った後のポールの収納も問題です。結構長いポールですからしまう場所も限られてきます。で、しまったら最後使わなくなります。ということは、ポールを吊りっぱなしにしてしまうでしょう。。。となると、見た目的によろしくなくなってしまいます。。。
ということで、我が家ではホスクリーンは不採用となりまし(>_<)
ワイヤー式なので出し入れが簡単
ホスクリーンに変わって、我が家ではPIDを採用しました。
ワイヤーが出て、ハンガーを掛けられるようになっています。
使わない時は上の写真のつまみを回すことでワイヤーが自動的に内部に収納されます。ホスクリーンよりも遥かに収納の容易性は圧倒的に高いです\(^o^)/
PIDはどの程度延びるの?
我が家はアイロン掛けした洗濯物を一時的に吊すことを目的にPIDを付けたので、写真のように1.5m程度の幅でしか施工していませんが、最大4.0mまでワイヤーを伸ばすことができます!
ですから、6畳間の端から端までワイヤーを伸ばせるように取り付けておくなんて事もできます。
さらには、これは未確認なのでPIDの販売元に確認しなければなりませんが、下の写真のPIDの受け側を一つ余分に買うことができれば、普段は我が家のようにPIDのワイヤーを短く使い、干すものがたくさんある場合は長く伸ばせるように受け側を取り付けておけば長短2パターンの使用方法が可能になると思います\(^o^)/
PIDの耐荷重は大丈夫?
ワイヤー型の物干しと聞くと、耐荷重は大丈夫なんだろうか?と思うかと思います。
ホスクリーンの場合は1本当たりの耐荷重が8kgです。対してPIDの耐荷重は10kgですから、ホスクリーン1本よりも耐荷重は大きいです。ホスクリーン2本を付けて物干し竿を取り付ける場合、物干し竿の重さの分もあるので、概ね10kgぐらいが洗濯物を引っかけられる使い方となると思いますから、ホスクリーンとPIDの耐荷重はほぼ同程度と考えて良いかと思います。
本当に10kgも干して大丈夫なの?
PIDはワイヤー式と言うことで、耐荷重が10kgとは言っても実際10kgも干して大丈夫かと心配になる方もいらっしゃると思います。
ということで、「バネばかり」を使って測ってみました\(^o^)/
思いっきり引っ張って10kgの荷重をかけてみましたが、ワイヤーに問題は生じませんでした!
私の非力のせいで下からの写真になってしまいましたので、横からの写真は下のような感じです。
荷重は8.5kg程度の状態です。大きくたわむことはありませんでした\(^o^)/
PIDのデメリット:PIDよりもホスクリーンの方が便利なこともあるかも?
PIDはワイヤー式であるため収納が容易であると言うメリットがあり、耐荷重もホスクリーンと同程度であると考えると良いことずくめの用意に見えます。
しかし、やはりワイヤー式であるが故にホスクリーンよりも劣ってしまう部分が有ります。
先ほど示したように、PIDのワイヤーは10kgまでは問題なくひっかけることができます。それによるワイヤーのたわみもそれほど大きいわけではありません。
しかし、たわみがゼロではありません。
ワイヤー自体はがっちりとロックされているのですが、それでも上記のように多少のたわみは見られます。
このワイヤーに洗濯機から取り出したばかりの濡れた洋服をハンガーでたくさん吊したときにはどうしても洗濯物が中心部分によってきてしまい、乾きが悪くなってしまいます。
ホスクリーンやホシ姫サマなどのようにアルミ製の「竿」を使用するタイプであれば、このようなたわみは生じませんから、洗濯物が中央によってきてしまうと言うことはありません。
ですから、洗濯物を毎日室内干しにするようなケースではPIDよりもホスクリーンの方が良いかも知れません。逆に、普段の洗濯物は乾燥機で乾かしたり、外に干して、雨の日だけや、アイロン掛けした洋服を引っかけておくという使い方であれば収納が楽ちんなPIDがお勧めです。また、トイレマットやキッチンマットのようなものを直接引っかけておくのであればたわみは全く問題になりません^^
PIDの使い勝手は?
我が家はこのPIDを和室と洗濯機の真上の2箇所に施工してもらいました。和室は先ほども書かせていただいたように主にアイロン掛け終了後の洗濯物を干したり、キッチンマット等、乾燥機が使えない洗濯物を干すのに使っています。
洗濯機の上は洗濯機から取り出してすぐにハンガーに掛けるために取り付けました^^が、これは後日書かせていただきますが、我が家は選択ものは一切干さずに全て乾燥機によって乾かすことになってしまったのであまり使っていません^^;;;
洗濯物をハンガー等に掛けて外に干す場合は洗濯機の上に取り付けて置くと便利だと思います^^洗濯機から洗濯物を取り出して洗濯かごに入れて、干す場所まで持って行ってハンガーに干すよりも、洗濯機から取り出して直接ハンガーに掛けてつり下げておいて、ハンガーを物干しまで持って行く方が楽じゃないかと思います^^
色々書きましたが、今のところ妻と私はホスクリーンではなくPIDを選んでおいて良かったかな~と思っています!やはりなによりつまみを一回しするだけでワイヤーを収納できるので、ものぐさな私でも出しっ放しにしてしまうことがなく非常に便利です\(^o^)/
ホスクリーン、ホシ姫サマ、PID設置のポイント&使い分け
ここまで、ホスクリーン、ホシ姫サマ、手動昇降式ホスクリーン、PIDの4種類について、それぞれのメリットやデメリットをまとめてきました。
それぞれには一長一短あり、どれが優れていてどれが劣っているというものではありません。
個人的に、それぞれの室内物干しは、その使用目的に応じて、そして設置場所に応じて使い分けるのがベストと思っています。
特に、ホスクリーンとPIDは両方をうまく使い分けることで、より便利な「室内物干しライフ?」が送れるように思います。
少し具体的に例を示します。
室内物干しをどこに設置するか?
室内物干しを設置する場所は、主に
- 洗濯機から出した洗濯物を干すのに利用
- 濡れている洗濯を干す場所として利用
- 乾いた洗濯物を収納する前の一時的な保管場所として利用(雨天時には室内干しの場所としても利用)
の3パターンの利用方法が主だと思います。それぞれの使い方に向いた室内物干しを考察してみます!
洗濯機から出した洗濯物を干す場所として利用→PID or 手動昇降式ホスクリーン
洗濯機から取り出したばかりの洗濯物を、ベランダや庭の物干しに持って行く前段階として一時的に引っかけておく場所として利用するという使い方です。
室内物干しの想定される設置場所は、洗濯機が置かれた洗面所となります。
この場合の第一洗濯はPIDがお勧めです。洗濯機から取り出した洗濯物にハンガーを通して、それを一時的に引っかけておくという使い方を考えた場合、多少のたわみは問題になりません。
それよりも、洗濯機の近く、ここでは、洗濯機の前にたって洗濯物を取り出して、1歩も動かずに届く範囲に物干しがあるのが理想的です。PIDであればワイヤー式であるため、設置の自由度が高く、洗面所への設置も容易です。
洗面所の広さに余裕がある場合は、手動昇降式ホスクリーンも選択肢の一つとはなり得ます。ただ、一時的な物干し場所として使用するのに、値段が高い昇降式ホスクリーンを使わなくても良いかな?と思います。
我が家の洗面所にもPIDを設置しました\(^o^)/
濡れている洗濯物を干す場所としての室内物干し→手動昇降式ホスクリーン、ホシ姫サマ
濡れた洗濯物をその場所で乾燥させるために利用する場合は、PIDはあまり向いていません。先ほど、PIDのデメリットでも書いたとおり、PIDのワイヤーにはたわみが生じます。
日々洗濯物を干す場所としては、やはり、ホスクリーンのように「竿」があるタイプの物干しの方が良いかと思います。
先ほどは、もしも洗面所で洗濯機から取り出した洗濯物を干すところまで行うのであれば、PIDではなく、手動昇降式ホスクリーンがお勧めです。
逆に、通常のホスクリーンは洗面所には不向きです。通常、洗面所はそれほど広い空間ではないかと思います。通常のホスクリーンの場合、「竿」を取り付けたり、取り外したりと言った作業が必要になります。2m近くある竿を狭い室内で振り回す?のは周りのものを傷つけて閉まったりする可能性もあります。
ですから、洗面所のように狭い部屋で、洗濯物を干すのに使いたいという場合は、手動昇降式ホスクリーンがお勧めです。
予算に余裕があって、自動昇降式の方が良いという場合は、ホシ姫サマもありと思います。
逆に、部屋の広さが広く、かつ竿の保管に問題がない場合は、通常のポールはめ込み型のホスクリーンを選択するのでも良いかと思います!
乾いた洗濯物を収納する前の一時的な保管場所として利用→ホスクリーン
クローゼットなど服をしまう場所の近くで、一時的に保管するための物干しとして利用する場合、さらに梅雨時や雨天時は室内物干し場所として利用したいという場合には、ホスクリーンまたは手動昇降式ホスクリーンがお勧めです。
この写真のように各居室の「窓の前」に、ホスクリーンを設置するのがお勧めです。
各部屋に取り付けることになると思うので、個室はポール型のホスクリーンで、リビングや客間など見た目が気になる場所のみ、天井埋め込み型の手動昇降式ホスクリーンを採用すると良いかと思います。
ただし、上記のように窓辺に取り付けてしまうと、服を掛けっぱなしにしてしまうと見た目が悪いと言うことと、紫外線にさらされて服が傷んでしまうため、乾いたらクローゼットにしまうという使い方が必須です。
そうではなくて、多少干しっぱなしにしても良い様な使い方をしたい場合は、部屋の四隅位置にPIDを設置するのがお勧めです。
具体的には我が家で採用している方法は
和室の角部分にPIDを取り付けて、アイロン掛けしたワイシャツやホコリをとったスーツを引っかけておくと言った使い方をしています。毎日着ていて、多少しけっていたりするような冬場の上着など、すぐにクローゼットにしまいたくない洋服を引っかけて置く場所として重宝しています。
部屋の隅に設置することで生活動線を邪魔することもなくなりますし、窓際ではないので紫外線にさらされて服を傷めてしまうと言うこともありません。ちょっとした陰干しなどにも使えてななかなか便利です。普段あまり使用しない部屋の隅にPIDを取り付けて置くというのもお勧めです^^
おわりに:少し変わりだね室内物干し!モリテックルームハンガー!
今回、洗濯物の室内干しを行う際に便利な室内物干しについて、ホスクリーン、ホシ姫サマ、手動昇降式ホスクリーン、PIDの4種類について詳しく見てきました。
メジャーなのはこの4種類なのですが、実はこれ以外にもちょっと変わった、「おっ」と思わせるような室内物干しがあります。
もしも、私がこれから家を建てるなら、ホスクリーンとかなり悩むと思います。。。。
モリテック ルームハンガー
「モリテック スチール」という、金属加工を得意とするメーカーが販売する室内物干しです。
室内物干しとしてはほとんど知られておらず、実際に家につけられた方のレビューも少ないため、不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、モリテックスチールは一般には名前は知られていませんが、東証一部上場企業ですので、それほどおかしな製品であるということはまずないかと思います^^
モリテックスチールが販売する、モリテックルームハンガーは、ぶっちゃけ見た目は「手動昇降式ホスクリーン」とそっくりです!
ってか、見分けがつきません。
でも、ホスクリーン+アルファのちょっとした工夫が満載なのです。
写真をごらんになっていただくのが早いですが、
上記の2枚の写真、左側は「ワイド物干し」となっており、天井の埋め込み部分は1本なのに、下につり下がっている物干し部分は2本になっているのです。
これによって、洗濯物を干せる量は2倍以上になります。
そして、右側の写真がこれまたちょっと面白くて、小さなお子さんや赤ちゃんがいる家ではかなり重宝しそうな機能なのですが、物干し部分が2段になっているです!!
別に2段にしなくてもワイドタイプでよくない?と思ってしまいそうですが、縦に2段にしてあることで、狭いスペースでも干してある洗濯物が邪魔になりにくいというメリットがあるのです!
ワイドタイプを狭い場所に取り付けてしまうと、洗濯物を干したとき移動の邪魔になってしまいます。それに対して、2段物干しなら幅は1段物干しと同じなのに、洗濯物を干せる量は2倍近くになるのです!!
こんなに工夫満載?なのに、金額は手動昇降式ホスクリーンとほぼ同じです。
モリテック くるりんぐ
もう一つ、モリテックから「くるりんぐ」という商品が販売されています。
先ほどの、「ルームハンガー」が手動昇降式ホスクリーンの類似品と表現するならば、「くるりんぐ」はホスクリーンの対抗馬です。。。
いや、ここまで似ていて丈夫かと若干不安になってきますが、工夫という観点からはモリテックに一日の長がある気がしています。
上記の写真は、くるりんぐを使用している時の写真ですが、見た目は、ホスクリーンと同じにしか見えません^^;;もちろん、耐荷重もホスクリーンと同じ1本あたり8kgです!
しかし、ホスクリーンとは全く違う部分があるのです!
ホスクリーンは、竿をつり下げる部分が「金属製のポール」でできていますが、くるりんぐは「ひも」でできているのです。
表現が難しいのですが、
物干し竿を取り付ける部分がワイヤーでできており、収納の際はワイヤーを引き上げることで天井に収納されるのです。
竿は別途収納ですが、ポールの収納が不要になるという点で、ホスクリーンよりもよくできています^^
言葉で説明してもわかりにくいので動画をごらんになっていただくのが一番と思います!公開から数ヶ月たっているのに、未だに閲覧数80というちょっと寂しい動画ですが、一発でわかると思います。
以上、室内物干しのご紹介でした\(^o^)/