一条工務店で出世したい人へ\(^o^)/夢発電を使って一条電力作りませんか?:住宅性能番外編

こんばんは。さすけです\(^o^)/

本日書かせていただく内容は、しょうもない感じですが、意外とまじめに思っていることです。

本日は、

一条工務店の社員の方で出世したい!!と思っている方または、決定権のあるエライ方!

に向けて書かせていただこうと思います\(^o^)/

一条工務店さん新しいことをはじめて見ませんか?

お前は一体何様だとか言わないでくださいね^^

ってか、お前がやれとかもなしですよ!

いや、このごろ思っていることがあるんです。

一条工務店の家って、前回書かせていただいたように性能が良いことを売りにしてて、それって多くのハウスメーカーとの差別化につながっていると思うんです。

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他社よりも低いQ値、C値、そして全館床暖房も非常に快適です。

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さらには、夢発電なんていう面白い取り組みもしていて、私もその恩恵にあずかった一人です。

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が、これらは確かに現時点ではすばらしいのですが、将来にわたって永続的に他社との差別化できるほどのインパクトがあるかといわれると、疑問を持ってしまいます。

小さな工務店などなどでは一条工務店よりも低いQ値、C値を実現しているメーカーもあります。単に大手ハウスメーカーの中で性能を重視しているメーカーが少ないだけに過ぎないともいえます。大手ハウスメーカーが「一条工務店つぶし」を狙って、性能を重視した製品を開発してきたら、負けないまでも他社に対するアドバンテージを失うことになってしまいます。

もちろん、5年程度は現状維持でも十分なインパクトを持っていると思いますよ。ただ、10年、20年というスパンで考えたとき、果たして一条工務店は他社を圧倒するする存在足りえるかと考えると、強い確証を持つにはいたりません。

もちろん、そのためにさまざまな商品の開発、改善を断続的に行っているのはわかります。

電動ハニカム、バスユニットの改善、そして目に見えにくい商品改良、そういった努力は当然必要です。というか、そういった継続的で地道な努力こそが企業が発展するための「基礎」ではあると思います。

が、それは一条工務店の専売特許ではありません。他社も同じくらいの努力をしているのです。そういった厳しい競争の中で他社との差別化を図っていかなければ生き残ることができない思うのです。

他社との競争で勝ち抜くためには、地道な努力+αが必要なんだと思います。

そして、その+αこそが企業を安定的成長に導くのだろうと思うわけです。この+αをかっこよく言えば「イノベーション」などと言ったりすることもあります。

企業は現状維持に甘んじるのでなく、他社に負けないぐらいの必死で地道な努力を怠らなければ維持できると思うのです。

地道な努力をすれば発展できるなどと思う方もいるかもしれませんが、残念ながらそんなに世の中甘くないと思うのです。地道な努力はみんなしているのですから。。。自分たちだけが努力しているなどと思った瞬間、そのような企業は市場から去っていくことになると思います。

企業が発展するためには地道な努力の中から生み出されるイノベーションが不可欠だと思うのです。イノベーションなどというと世界が変わるほどのインパクトを持つイメージですが、常識にとらわれないQ値の実現、夢発電、そういったものもイノベーションなんだと思うのです。

一条工務店はたくさんのイノベーションを起こしてきたからこそ発展してこれたのだと思います。

電気代無料の住宅つくりませんか!?

で、ですよ。私が傍目にそんな一条工務店を見ていて思っていることがあります。

もったいない、と。

何がもったいないかというと、一条工務店は他社を圧倒して追随を許さない状況を作り出すことができる、革新的イノベーションを起こす材料を持っているのにそれを使いきれていないように思えてならないのです。気がついていますか?

人材とか、そういう抽象的なことじゃないですよ。

もっと具体的です。

これから私が言うことを実現できたら、おそらく一条工務店は他のハウスメーカーに対して大きなアドバンテージを得られます。アドバンテージどころか、他社の追随を許さない存在になり得ると思います。いや、もっと言ってしまえば日本の社会制度そのものの基盤に影響を与え得るほどのインパクトがあるのです。

そして、それを実現できたら、一条工務店がきちんとした人事評価を行う企業であれば間違いなく出世できると思います。

しかし、これから私が言うことを実現するのは非常に難しいことです。そして、まだ誰もやっていないことです。大半の方は「そんなことできるか!」、「これだから素人は・・・」、「誇大妄想」と思うと思います。別にそう思っていただいて結構です。
誰もやっていないことをチャンスだと思い、やってみようと思う人がいることを期待して書かせていただこうと思います。
最終的に何が実現できるかというと
完全に電気代がタダの住宅の販売です。

実質ゼロとかそいうセコイ話ではないですよ。実質ゼロは多くの場合施主がリスクを追うことになるわけですから。。。

完全にゼロ、すなわち、一条工務店で家を建てた人は電気代を支払う必要がない家を実現するのです。
冬場の床暖房も、夏のエアコンも、もちろん、洗濯機や照明、パソコンが消費する電気代を全てゼロにするのです。一条工務店で家を建てた人は電力会社からの請求書とは無縁な存在になれるのです。完全なゼロエネルギー住宅を実現できると思うのです。

一条工務店に家を建てもらうと、電力会社から来る毎月来る請求書がもう来ない、そんなことを実現できたらどうかと思うのです。

暖かく、快適で、そしてそれらを実現する電気代が無料だったら、それってすごいインパクトあると思いませんか?

営業さんが「一条工務店で家を建てたら快適で、それでもって電気代はゼロになりますよ」と営業できたらすごいと思いませんか?はじめて聞いたら軽く詐欺かと思ってしまいます^^

でも、たぶん一条工務店が今もっている材料で実現できます。

そして、それを他社が真似できないとしたらどうでしょう?

そんなことできるわけがない?

そんなこと実現できるわけない?
私はできると思っているから書いているのです。
もったいぶらずに書いてみます。
電力は大手電力会社から買うものと思っていると思います。しかし、一条工務店が電力会社になったらどうでしょうか?
様々な条件が一条工務店に味方しているのです。
・ 年間1万棟の住宅販売力
・ 大容量ソーラーパネルの搭載ノウハウ
・ ソーラーパネルの自社生産
これは他社にない、もの凄いアドバンテージなんです。
どの要素が欠けても、これから言うことは実現できないと思うのです。逆に言えば、この3要素を満たさなければいけないという高い参入障壁に守られているとも言えます。
年間1万棟の家が10kWのソーラーパネルを搭載したら、発電能力で10万kW(=100MW)の発電能力です。年間の発電電力量は約1億kWhになります。1世帯が1年間に使用する電力量は約3500kWhとされています。一条工務店の家はオール電化住宅であり床暖房などを使用していることを踏まえて年間5000kWhを使用すると仮定しましょう。
そうすると、一条工務店が建てた1万世帯の住宅は2万世帯分の電力を発電することが可能になります。
これに、一条工務店が勧めているメガソーラー事業も加えると、おそらく発電量は倍を有に超えるのではないかと思います。ここでは、戸建て住宅だけを対象に考えてみます。
パネルの1kWh当たりの施工原価を29万円と仮定し、1棟あたりの搭載量10kW、1万棟ですから設備投資額は290億円です。
対して収入は固定買取期間である20年間に発電する総電力量は年率1%の発電効率劣化を考慮に入れると、1世帯あたり20年間で17万kWhの電力を発電します。よって、17万kWh×36円=612万円の収益となります。これが1万世帯あるわけですから612億円の収益になります。
粗利で612億円-290億円=322億円となります。

年間で約16億円の粗利になります。これを20年間継続すると、売上高1兆円、粗利320億円の事業会社になるのです。

売電価格がさがっても大丈夫?

売電価格が下がっていくからそんなにうまくいかないって?
売電価格は、発電コスト、すなわちパネルの価格などを考慮に入れて決定されているのです。そのため、売上高は下がる可能性はありますが、粗利部分については変化が少ないのです。上記では1kWあたり29万円としましたが、実際の原価はもっと低いはずですから、粗利は200億円を超えるでしょう。しかも後で述べるように一条工務店にはその点でも大きなアドバンテージがあるのです。

おそらく売り上げは1兆円を下回りますが、利益部分は変わらない、すなわち利益率を向上させる方向に働くのです。

現状での予想収益率は年利に換算すると約4%です。これじゃあ少ないって?それは後ほど考えます。

っていうか、大容量とか言ってもメガソーラーにかなわないじゃないかって?

そんなことありません・年間100MWのパネル容量って、実はすごいことなんです。

国内最大のメガソーラーは81.5MWです。対して、1万棟に10kWのパネルを搭載した場合100MWのパネル搭載量に達するのです。一条工務店が設置しているソーラーパネルの量は国内最大のメガソーラーを超えているのです。
で、それは大した話ではないのです。実はもっともっとすごいメリットがあるのです。上記のニュースをご覧いただくと分かると思いますが、上記にある大分のメガソーラーは大規模な土地開発を伴うため、2012年11月着工で稼働開始は2014年3月なのです。稼働するまでに1年半近くかかってしまうのです。

それに対して、一条工務店の場合は1年間で100MWのメガソーラーを設置でき、しかも、毎年継続してメガソーラーを建て続けることができるのです。10年が経過したら、メガソーラーを超えて、ギガソーラーを実現できていることになるのです。

そんなこと言ってもメガソーラーは1箇所に集約することでコストが抑制されているんじゃないかって?
確かにその通りです。パワコンも大型のものを入れられるし、送電網の整備も変圧器の整備も安いコストで行うことができます。
なので一般的メガソーラーにくらべればコスト高になると思います。
じゃあメガソーラーに勝てないじゃん?
違います!!メガソーラーに対抗できるもの凄いアドバンテージがあるじゃないですか!

土地題がタダなんです。さらには、土地の造成費も不要です。だって、家を建てる人が造成してくれますから^^;

それにメガソーラーの建築時に問題になる住民との折衝も不要です。家を建てる人が載せるのですから。。。さらにさらに、生態系への影響もありません。だって、家を建てる予定の場所に家を建ててその上にソーラーパネルを載せるだけなんですから。。。

これって、一見小さな事に見えるかも知れませんが、もの凄いアドバンテージなんです。

知ってましたか?2013年3月11日行われた調達価格算定委員会資料で想定されているパネル価格は28万円/kWで、この他に土地造成費などが載せられているのです。対して一条工務店のパネルの価格は施工費込みで29万円ですよね?で、原価はもっと安いはずなので28万円は下回っているはずです。自社生産をしているからこそ安くなるのです。

通常のメガソーラーでは、1回の生産ですから、そのために自社で生産設備を持つことは難しいですが、一条工務店は自社生産ラインを持っているのです。これって、メガソーラーの設置者から見たらうらやましくて仕方ないことだと思います。自社で均一な設備を提供でき、パネルの詳細な仕様まで把握できていて、そこに何か新しい装置をつけることも自由なんですから。

基本的にメンテナンス費用もかかりません。というか、住宅販売価格の利益に含まれているメンテナンス費でカバーできますよね?

パワコンの交換は住宅の10年目点検の際に交換すればコストを最小限に抑えつつ、発電能力を維持できます。

そして通常のメガソーラーで発生する環境アセスや住民との折衝にかかる費用、土地価格、造成費、そういったものがほとんどかからないのです。これらは収益として上乗せされます。結果として、送電コストの上昇分は十分にペイできると思うのです。

一条電力作りませんか?

正直メリットだらけです。
さらには、このような考え方を後押しするように、5年後を目処に発送電が分離される予定です。発送電が分離されると言うことは、一条工務店が発電会社になることもできるのです。そう!一条電力を実現できるのです!!
でも、どういう仕組を作れば良いの?
一条工務店が発電会社になり、一旦全ての太陽光発電された電力を施主から受け取ります。そして、発電した電力は36円/kWhで電力会社に販売します。そして、一条電力は各電力会社から電力を購入し各住宅に電力を届けます。先に述べたように売電価格は買電価格を上回りますから、粗利は黒字になります。ここから人件費、管理費等々を差し引いた額が純利益になります。
一条工務店が一括して電力を管理する、すなわち一条工務店自身が電力会社になってしまうのです。
ん?それじゃあ、施主は「太陽光貯蓄」の利益を一条工務店に吸い上げられるだけじゃないかって?
違いますよ。こうすることで施主は初年度から電気代を支払う必要がなくなります。税金も関係ありません。そして何よりも大きいのは日照時間が変化しても、経年劣化があったとしてもそれらのリスクがゼロになるのです。施主は屋根を貸すだけで、日常使う電気代がただになるのです。
んん??それじゃあリスクは一条工務店が負うの?嫌だよ~

違いますって。太陽光発電の大きなリスクは日照時間の変動です。しかし、一条工務店は全国展開しています。ということは地域的な日照時間の変動は十分に吸収できるのです。これは1箇所にパネルを集約してしまうメガソーラーに対する大きなアドバンテージです。

一条工務店が展開する電力事業は「分散型メガソーラーとでも言うべき、新しいメガソーラー事業を展開できるチャンスなんです。

発電設備を地理的に分散することで、地域的な日照時間の変動を吸収し、収益を安定化させることができるのです。さらには、今後懸念される大型地震等災害に対して非常に堅牢な発電システムになるのです。ある地域で発電がストップしたとしても、薄く広く分散したシステムであれば、全体への影響を最小化できるためです。

じゃあ、地球規模の日照時間の変動はどうするんだって?

確かに年間数百億円規模の売電になれば地球規模の日照時間の変動が収益に大きな影響を与えます。でも大丈夫です。金融商品の天候デリバティブが使用可能です。年間数億円程度の費用で日照時間の大規模な変動のリスクは回避することができるはずです。天候デリバティブを使うことは個人では非常に難しいですが、年間数百億円規模の分散型メガソーラーであれば保険会社に個別に保険商品を作ってもらえるでしょう。

ですから、地球規模の気候変動も回避することができるようになるのです。すなわち、利益を安定的に確保しやすくなるのです。
でも、なんか利益を一条工務店に持っていかれるようでちょっと悔しい?
というか、パネル設置量に無関係だとパネルをたくさん搭載するメリットがなくなっちゃうじゃないかって?
それには良い案があります。一条工務店としても最初から利益を還元することは難しいでしょう。最初は設備投資にお金がかかりますから。。。
でね。私が考えるのは一条工務店が作る電力会社を「株式会社化」するのです。
なんじゃそりゃ?とかいわないでくださいね^^話は最後まで聞いてください。この株式会社の株式をパネル設置量に比例するように発行して、施主のパネル設置量に見合った株式を渡すのです。要するに、施主を株主にしてしまうのです
で、単なる株式では色々問題があるので、この株式会社は「種類株式」を発行するようにすれば良いのです。種類株式というのは株式に色々な条件が付けられる株式のことです。
で、経営者である一条工務店は「多数議決権株式」を保有し、一方で施主には配分する種類株は議決権無し(無議決権株式)、かつ、譲渡制限付き株式という株式を発行します。

こうすることで、施主に「配当」を受ける権利を残しつつ、会社の経営に対する意見を述べる機会を制限できます。議決権を有する株主が多すぎると自由な経営ができませんから。。。あくまで経営議決権を行使できるのは一条工務店のみとしてしまうのです。施主の株式は「配当」を受ける権利のみなのです。

そんな方法うまくいかないんじゃないの?
このような株式の発行体系を取っている企業は海外のベンチャーに多く、たとえばGoogleなども一部の株主のみが議決権を有しています^^
議決権を行使したい株主は、今回のケースでは邪魔になることがあるので、配当を受ける権利のみを残す形がベストでしょう。
そうして、経営権を譲渡することなく、「家の屋根」という資本を提供してもらう形にするのです。

なんで譲渡制限をかけるの?

譲渡制限がこの仕組みの肝です。これは何のために付けるかというと、住宅を転売した場合のみ譲渡を認めることとして、それ以外の条件では譲渡を認めないようにするためです。
これ、一見、メリットがないように思うかも知れませんが、住宅本体とソーラーパネルの権利を分割することができます。株式というのは本来経営と所有を分離する仕組みです。その概念を住宅の屋根に載ったソーラーパネルに応用するのです。
これは、転勤などやむを得ず住宅を手放すことになった場合に施主にとって大きなメリットとなるのです。
例えばソーラーパネルなしの3000万円の住宅をすぐに手放すことになったとするとき、おそらく2500万円程度で販売できるでしょう。対して500万円のソーラーパネルの搭載された住宅、すなわち3500万円の住宅をすぐに手放す場合いくらで売れるでしょうか?多分2600万円、良くて2700万円くらいではないでしょうか?
そう、ソーラーパネルの価格はおそらく高くは評価されないのです。

すなわち、ソーラーパネルを搭載するということは自己の資産にとってリスク要因になっているのです。

そこで、譲渡制限付き株式なのです。株式の保有者は配当を受ける権利を持つことができます。住宅を販売する際、ソーラーパネル価格を適正に評価してもらえるならば株式も含めて住宅を販売すれば良いです。しかし、ソーラーパネルを適正に評価してもらえないようならば株式は譲渡せず、自分で保有し続ければ良いのです。結果として自宅に設置したソーラーパネルから得られる収益は引っ越したあとも自分で確保することができるのです。

住宅の購入者は「電気代ゼロ」の恩恵のみを受けられるようにするのです。

譲渡制限を付ける理由は、住宅の売買に伴う場合のみ譲渡を認め、それ以外のケースでは譲渡を認めないようにするためです。そうすることで、株式の拡散を防止しつつ施主にメリットを保有させることができるのです。
そして、将来収益率が向上したら、「配当」と言う形で施主に利益を還元するのです。還元される収益はパネル搭載量に比例するので、多くのパネルを搭載しておいた方が得になります。結果として施主がパネル搭載量を増大させるインセンティブとして働かせるのです。
このような枠組みで電力会社を作れば、一条工務店、施主の双方にとって大きなメリットとなります。
もちろん、家を買いに来た人に「株式上げるからパネル設置させて」なんていったら、胡散臭さ満載ですから、もう少し工夫して、基金化してそこから配分するなどの方法が必要ですよ^^;

一条工務店で家を建てたら、電気代はゼロになる、そんなこと実現してみたいと思いませんか?

上記のような枠組みで行けば実現不可能な話では無いと思うのです。もちろん、電力事業はリスクも存在します。また、様々な課題もたくさんあります。
しかし、他のハウスメーカーで「電力事業」にこれだけ近いハウスメーカーは無いと思います。そして、「電気代ゼロの家」のインパクトは相当なものだと思います。しかも、夢発電とは違って、リスクは一条工務店が負ってくれるのです。施主側から見たらリスクゼロ、初期費用ゼロで電気代ゼロの家を手に入れられるのです。さらには、将来の配当を期待することもできます。施主は使うことのない「屋根」を一条工務店に貸すだけです。
一条工務店に取っても、大きなメリットがあります。個人であれば認められない「経費」が認められるようになります。結果として設備投資、研究開発投資に余剰資金を回すことで継続的なソーラーパネルの改良を行うことができます。というか、ソーラーパネルの生産設備そのものを電力事業の設備投資として減価償却が可能になるのです。
また、施主との密な関係を維持し続けることができます。
「うちは一条工務店で家を建てたから電気代はゼロだよ」
と施主が友達に言ってくれたらどうでしょう?これ以上無い宣伝になると思いませんか?
さらに、一条工務店の本業は住宅の建築と販売です。電力事業から大きな利益を上げる必要は無いのです。というか、電力事業の利益は可能な範囲で施主に還元することで、さらに住宅が売れる、「一条工務店で家を建てたら電気代はタダだし、配当もあるから助かった。」こんな口コミが広がったら、他社との大きな差別化になると思いませんか?株式の配当にすることで、将来の見えにくい売電制度の問題を出来る限り吸収可能なのです。
現状でこのようなビジネスモデルを真似しようと思った場合、資金力の観点から参入可能なハウスメーカーは数社しかありません。そして、一条工務店には夢発電で培ってきた大容量ソーラーパネルの施工実績、潤沢な資金、パネル生産設備の自社保有といった大きなアドバンテージがあるのです。他のハウスメーカーが、このようなビジネスモデルに追いつこうと思ったときには、一条工務店は遥か先にいる状態を実現できます。というか、おそらく後から参入することは非現実的と思って、参入はしてこないでしょう。完全な独壇場になります。
日本の社会制度そのものの基盤に影響を与え得るほどのインパクトととかって大げさじゃない。。。
なんだか、「電気代ゼロの家」と言うぐらいでは、社会制度を変えるというのは大げさに聞こえるかもしれません。しかし、このような仕組みが本当に実現し、一般化したら社会制度の根幹に影響を及ぼすと思うのです。
というか、日本の産業構造さえ変えてしまうほどのインパクトがあると思うのです。なぜか?現在、国内に電力会社はたった10社しかありません。今後、発送電分離、電力小売り自由化を背景に増えていくとは思います。おそらく、参入する事業会社の多くは、シェールガス等の化石燃料を用いた発電事業会社、そして、メガソーラー事業を基盤とした自然エネルギーの供給会社に分かれると思います。化石燃料を用いた発電事業は既存設備がある鉄鋼会社等にとっては大きなメリットがありますが、新規参入は非常に困難です。対して、メガソーラー事業は現時点では資金力さえあれば比較的参入が容易です。しかし、今後はおそらくメガソーラーの立地に適した土地が減少し、参入コストが上昇する事になるでしょう。しかし、住宅の屋根にパネルを設置する限りにおいては、これらの障壁は存在しません。当然、屋根貸しを基礎としたDMMソーラーのような事業も一部で展開されるとは思いますが、多くが既設住宅に対するものであり、どうしても工事にかかるコストは高くなってしまいます。

そう考えたとき、一条工務店が新築住宅にパネルを搭載できるアドバンテージは大きいと言えます。

で、本当に普及が進んでいくと、日本の電力構成比そのものに影響を与えるインパクトを有する事になります。約9割を占めている化石燃料、原子力発電から、太陽光発電へのシフトを実現することが可能になるのです。しかも、懸念される生態系への影響を最小限に抑えつつ実現できるのです。

昨今の固定価格買取制度によって、ソーラーパネルの普及率は上がりました。しかし、それを配分するのは旧態依然とした電力10社なのです。日本の電力制度を変化させるためには、その「がっちりと固まった体制」を変えていかなくてはならないのです。

現状の大手電力会社のみが電力を牛耳っている状況は、高度経済成長のためには必要不可欠な体制でした。しかし、高度経済成長を経て、安定した電力インフラが整った状況においては、必ずしも必要ではなくなってしまっているのです。

だからと言って、一気にすべてを入れ替えるなどと言うことは不可能です。突然原発を停止させることもできません。現状では原発の再稼動は不可避と思います。しかし、長期的に原発をなくすことを目標にするならば、現状の体制から新しい体制への移行が必要になります。その移行の端緒として、上記で書いたような仕組みがありえると思うのです。

少しだけ書きましたが、将来の電源は分散化し、グリッドを構成した電源構成にしていくことが望ましいように思っています。それを実現するためには、一条工務店はまさにうってつけなのです。

いかがでしょうか?

一条工務店の社員の方でやる気のあるかたいませんか?

一条工務店の社員の方の中で一条工務店を電力事業に参入させてやるぞ!という方いませんか?うまく行けば出世間違い無しだと思いますよ^^失敗してもクビになるだけです。これを実現に近づけることができる人であれば、他社に転職もできますから大丈夫です\(^o^)/
人材がいないなどとおもうこともあると思いますが、いるじゃないですか。。。
現在の一条工務店の社長さんは金融のプロですよね。そして電力のプロは、現在冷や飯を食わされてしまっている電力会社の社員の方たちがたくさんいますよね。。。そういった人たちに協力を仰いだらどうでしょうか?技術的にも様々な問題はクリアされてきています。例えば、先ほど書いた電力のグリッドを構成する住宅に取り付ける「電力ルータ」は既に実現しているのです。要素技術は開発されているのです。もっともっと具体的に書きたいところではありますが、これ以上やると、本職との兼ね合いが出てしまいますので、もし興味がありましたら、是非メール等でコンタクトをとってください^^

現在、社会実装に協力してくれる会社を探し中です^^
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