こんばんは。さすけです\(^o^)/
さて、フロアコーティングの件も一件落着と言うことで、長いことしていなかった?Web内覧会をしたいと思います\(^o^)/
本日はちょっとマニアックなWeb内覧会をしてみたいと思います\(^o^)/
我が家には、ありそうでないものがあります。
それは、情報コンセントです。
採用されている方も多いと思いますが、LAN配線などを集積させるLANパネルや、情報コンセントというものがありません。。。。理由は小さすぎて我が家の配線が入りきらないためです。。。
ということで、今回我が家を建築するにあたって、おそらく一番長い時間をかけ、かつこだわりにこだわった部屋、というか収納があります!!
そうそれは!!
サーバ収納
です。
我が家には、パソコンなどを集積するための収納というのがあります。ICHIさんがサーバー収納と命名をして下ったので、それ以来、サーバー収納と呼んでいる部屋、というか収納です!この部屋は、以前鵜野日出男さんが我が家に見学に来られた際にご自身のブログで写真をアップして下さいましたが、それ以来触れてきませんでした。というのも、引き渡し後もせっせと工作をしていたために、いまだに完成していなかったためです^^
で、今回、やっとこ少しだけ様になってきたので見ていただこうと思います^^
このサーバー収納、正直、マニアックです。しかも、かな~りお金がかかります^^;;;
どれくらいの費用がかかるかというと、建築費用だけでおおよそ60万円ほどです。。。
え”!!何にそんなにかかったの??と思われるかも知れませんが、後ほどご覧いただくと分かると思います。
で、自分への(正しくは妻への)言い分けとしては、これは趣味の部屋なんです!!趣味に対して50万円とかのお金を掛ける方って結構いますよね。例えば車が趣味の人だとか、釣りが趣味の人とか、結構お金を掛けるじゃないですか!!また、オーディオが趣味の人などになると、もう一桁大きい金額だったりすることもあります。
私の趣味はパソコン関係と仕事でやっている研究関係ぐらいなもので、かわいい趣味なのです!!(To 我が家の奥様へ^^)
ということで、我が家の奥さんは優し~く見守ってくれています^^
サーバ収納の打ち合わせの日は相当に眠そうでしたが^^;;
こんな感じで、ウォークインクローゼットの中に半畳のスペースをとってあります。というか、物入れと書いてありますが^^;;
実際には
こんな感じで、WICの奥にひっそりとたたずんでおります^^
で、扉を開けると!
こんな感じです!!ちょっと散らかっているように見えますが、これでもかなり整理整頓したのです!!
上の写真には写っていませんが、さらに上部には無線装置などが置いてあります。
上の方に無線LAN、我が家に入っている光関係の機器、そしてプログラムを作成する際に通信環境を監視するためのHubなどが置いてあります。先日のソーラーパネルリモコンハッキングなどの際にも活躍してくれました^^
ここで、簡単にサーバ収納の内部を説明すると
こんな感じの作りになっています^^
パソコン関係はもちろん、防犯関係の装置、先日ご覧いただいたデータロガー関係、HEMS関係、通信関係等々が収納されています^^
サーバーと言っても、通常のPCです。サーバ収納内の機器は全て無停電電源装置から供給される電力を使用していて、停電時にも6時間程度は動作し続けることができます。また、太陽光の自立運転のコンセントも内部に設置されているので、万が一の停電の際は日中無停電電源に蓄電して、夜間動作させることもできます。
で、このサーバー収納内の壁一面に配管が入ってきています。我が家の配管は、一部を除いて全ての配管がこのサーバー収納内に繋がっています。配管は全ての部屋に配置されたコンセントの内部に通じています。
コンセントの上に設置されているのが我が家のテレビ配線の分配器です。
写真で見えるグレーの管が全て配管です。サーバー収納内はまさに壁一面の配管です\(^o^)/
当初、28mm配管を希望していたのですが、数が多すぎて天井に入りきらないと言うことで、配管の太さを22mmで統一しています。それでも、監督さん、大工さん、電気屋さんがかなり苦労して配管して下さっていました。展示場でも見たことない、とか、実験棟でもなかなか内配管の量のようです^^お世辞?かもしれませんが^^;
配管のカットなどを行ったのが夏の暑い時期だったので、みなさん汗だくになりながら施工して下さっていたのも懐かしいです^^
通常は配管は石膏ボードの裏側に設置されて、表面からは見えないのが通常の施工なのですが、我が家の場合は小さなスペースに配管が集中していて壁を張ると配線のとりまわしが悪くなるため、表面の化粧部分は全て割愛してもらいました^^配管の裏側に石膏ボードを張ってあるので防火対策はされています。
リビングのテレビボードの裏面やリモコンニッチ等、配線数が多い場所は同じ場所に3本程度の配管を引き込んであります。
また、配管はボックスに入って終端処理をするのが通常ですが、これも全て割愛しています。配管は長さをそろえて貰って、むき出しのままで設置されています^^
先日、とりさんがブログで、「テレビ配線は太いので配管に入らない」と言われたという話を拝見しましたが、コメントもさせていただいたとおり、テレビ配線も22mm配管であれば全く問題なく配線することができます↓
上の写真は配管内にテレビ配線とLANケーブルの2本を配線してあります。22mmの配管であれば、カテゴリー6eのLANケーブルなら3本程度、テレビ配線なら2本程度までなら結構余裕で入ります^^
ただし、配管の経路によってはケーブルが通りにくい場所もありますからご注意を!
最初にお見せしたサーバー収納の扉、実は防音扉です。
扉を閉める部分にはこのようなゴムパッキンのような部材が入っています。ドアの見た目は通常のドアと全く変わりませんが、重たいです。
防音性能はかなり良いです。このサーバー収納はご覧いただいて分かるとおり、パソコンやらなんやらが入っているため、ファンの音がかなり大きいです。しかし、この防音扉を閉めるとほぼ無音になります。防音扉の性能などについては追々書きたいと思います^^
サーバー収納の内部は防音扉で密閉されています。そのため、熱が籠もることになります。それを回避するため、サーバ収納内の空気を外部の空気と入れ換えるための換気扇がついています!
これはPanasonicのFY-6A-2という「熱交換をしない」換気扇です。熱交換をされてしまうと、収納内の熱を排気できませんから、あえて熱交換をしないタイプを採用しています^^
配管数は合計で52本です。1本7000円くらいだったので、配管だけで35万円ほどかかっています。。。その他にコンセント等の配線類等も入れるとかなりの金額になってしまいました^^;;;
LANケーブルについては、一条工務店にお願いするのではなく、自分で配線を行いました。理由は!!一条工務店におねがいすると高いからです。。。確か1配線で7000円くらいしたような気がします。しかも、カテゴリー5eでの配線だったと思います。私は、Panasonicのカテゴリー6のLANケーブルを300mドラムで購入してこれを配線しました。値段も300mで22000円くらいでしたから、1m15円程度、1配線の長さはおおよそ7m~8m程度ですから1本で200円程度、これに両端の加工が必要ですから両端にPanasonicのカテゴリー6対応のモジュラージャック、ぐっとすのモジュラージャック約900円×2個で1配線2000円程度で作ることができます。
LAN配線の本数が少ない場合は手間などを考えて、一条工務店におねがいするのもありと思いますが、本数が多い場合は自分でされる方が圧倒的に安くすむと思います^^
正直、通常のお宅ではこのような配管は不要です。10本もあればおそらく十分です。
ただ、忘れてしまいがちだけど、配管にしておいた方が良い場所は、テレビボードの裏面や将来テレビを置く可能性のある場所です。
最近はパソコンについては無線接続が一般的だと思いますが、テレビについてはまだまだ有線が一般的です。また、huluなどのようにネットワークで配信される形式のテレビなども普及してきており、無線での接続には現状ではまだまだ限界があります。そんなとき、有線LANがあると何かと便利です^^
それから、今回、我が家の場合はサーバールームとして収納を活用しましたが、サーバー収納を作りたいと思う方はおそらくいらっしゃらないと思います。。。
ただ、このサーバー収納を応用?してオーディオ関係の機器を収納するスペースにしたら面白いことができるな~と思っています。私自身はやりませんでしたが、オーディオマニアの方は是非ご検討下さい^^
ちなみに、1点だけ、オーディオ関係でHDMIケーブルを配管の中に施工したい方は22mm配管ではなく、28mm配管を選択することを強くお勧めします。22mm配管にHDMIケーブルをお無理矢理押し込みましたが、正直かなりキツイです。。。それ以外は配管の太さに困ったことは得にないです\(^o^)/
このサーバ収納については、興味がある方も少ないと思いますし、書き始めると止まらなくなってしまうので、この辺にしておきます^^
このサーバー収納を使った趣味については、書くことがあるかも知れませんが、その際は生暖か~く見守って下さい^^;
配管経路や各部屋の配管出口などにも色々とこだわりがあるので、それらについてはまた後日書ければと思っています\(^o^)/