こんばんは。さすけです\(^o^)/
どうでも良い話ですが、上のカピバラ、ハシビロコウ、カワウソのシリーズは「東京書籍」という教科書を出版している謎シリーズです(写真集なので小さな子供へのお土産などによさそうですが)^^;;東京書籍は教科書会社と思っていたら
「工場萌え」を出版したりと、何かと変わった?ことをする会社と思っていたら、たぶん全部編集者が同じ人っぽいです^^;東京書籍が変わっているわけではなくて、変わった人が会社にいるだけだと気がつきました。そういう会社は好きです^^
そんな話はどうでも良い話です!
ハニカムシェードを閉めておいた窓サッシにカビが生えてしまいました。。。。(; _ 😉
本日のブログはカビの写真が多数ありますので、カビが嫌いな方(好きな人ってどれくらい居るんだろう?)はどうぞそっと閉じて下さい。。。
カビはやっぱりやだよ~!!
なんかテンションがおかしいのは放っておいて下さい^^;;
いや、生えるんじゃないかな~とは思っていたんですよ。そう思っていて、カビが生えたんでちょっと嬉しいんです。
どれくらい嬉しいかというと、思わず家にあった顕微鏡でカビの写真を撮ってしまうくらいに嬉しいのです\(^o^)/
いいですか!カビ写真ですから苦手な方は目をそらして下さいね!
正真正銘、我が家の窓サッシに生えたカビ(倍率60倍)です^^
ちなみに、パソコン用顕微鏡、これお子さんなどがいると、本当に色々なものの観察ができて以外と楽しいですよ♪
スリー・アールシステム 3R 2.4GHzワイヤレス顕微鏡 Anyty2.4
価格:24,950円(税込、送料別)
↑上記はちょっと高いですがワイヤレスでパソコンで結果を見られるので、プレパラートに乗せなくても自然の状況をそのまま観察できます!
もう少し値段が安くて、顕微鏡らしい顕微鏡の方が良いという場合は
【送料無料】 aigo (アイゴ) [DMS012]
価格:14,800円(税込、送料込)
がオススメです^^
数千円のものもあるのですが、これらは分解能が悪くて、視野も狭い物が多いので、顕微鏡を購入する場合は上記の金額程度からが良いと思います!これらならば、大人になっても?十分楽しめると思います。
ワイヤレスだと、降ってきた雪の結晶を観察したりすることができますが、据え置き型だとそういったものを観察するのは難しいです。溶けてしまうので^^;
話はそれますが、私の小学校2年生くらいの時に誕生日に欲しがったのが顕微鏡でした。「ばい菌が見たい」ということで買ってもらったのですが、当然見えませんでした^^;;;
お子さんが顕微鏡を欲しがったときは「倍率」はあまり意味がないので、分解能が高いものを購入してあげてください!ミジンコなどを観察するならば、倍率は50倍もあれば十分です^^
いやね。カビが生えたら実際は困るんですよ。でも、でも、予想通りだったのでちょっと嬉しいのですorz
こればかりは仕方がないんです。。。
思わず、妻には秘密にして拭き取ったりせず、どこまで大きくなるのか観察するためにそのままにしてしまうぐらい、テンションがおかしいのです!そのうち愛着がわいてきてしまうかも知れません。。。。一緒に生活することができないことぐらいはわかっているんです(ノДヽ) 。でも、でも、今だけはそっとしておいてあげたいんです。。。
はい。すいません。。。この調子でいくと私の頭がおかしいと思われてしまうのでやめますね!
ガンバッテ、努めて冷静にブログを書いてみます!
* カビの状況
我が家でカビが生えてしまったのは、ハニカムシェードを締め切った窓サッシ部分です。
(ハニカムシェードの説明書読めよというツッコミはなしで^^;)
↑中央部分、窓サッシの奥の方の黒いのがカビです。これは引き違い窓のサッシに生えたカビです!
こんな感じで、ふさふさと生えるヤツと、ぽつぽつと小さく生えているヤツの2種類があります。
上の写真の黒いつぶつぶみたいなのは全部カビです!上の写真は、勝手口の開き戸の下に生えたカビです。
↑こちらのカビはフィックス窓に生えたカビで、ちょっとふもふした感じのカビでした。こういうカビは見ていると癒やされますよね。カビにはクラゲと通じる物を感じます。。。。
という感じで、合計3カ所の窓でカビが生えてしまっていました(゜д゜;)
カビを見て癒やされている場合じゃないですよ!
しかし、カビも私のブログに気を遣ってくれたかのように、FIX窓、押し開き、引き違いの3種類の異なる種類の窓にカビが生えたんです(゜д゜)
* カビが生えた場所の特徴
今回カビが生えた場所の特徴を把握してみます!
赤線:1日中ハニカムシェードを閉めっぱなしでカビが生えてしまった窓
青線:1日中ハニカムシェードを閉めっぱなしだったけどカビが生えなかった窓
無印:ハニカムシェードを閉めっぱなしにすることがない窓
となります。まずは1Fです。
1Fでは北側勝手口(押し開き)の1カ所のみでカビが確認されました。
一方で、左下(南西)の玄関収納の窓、トイレの窓、右下(南東)にある和室のハニカムシェードは閉めっぱなしでしたが、カビは生えていませんでした。
続いて2Fです。
2Fでは階段の採光用FIX窓と、寝室の引き違い窓の合計2カ所でカビが確認されました!
一方で、北側のトイレの窓、北側のウォークインクローゼット内の窓、右下の書斎スペースの窓も24時間ハニカムシェードを閉めっぱなしでしたがカビは生えませんでした。
以上のことから、どうも
北側&温度が高い&人が生活するスペース、という3つの条件を満たすとカビが生える
ことが予想できます。
* 温湿度条件
我が家の温湿度計の記録を確認してみました。
さすがに2Fのホールの温湿度は測定していないので、リビングの温湿度計のデータを見てみます。
室温は概ね25℃程度で安定
湿度は1月17日以前は30%前後、それ以降は40~45%程度で推移
ということがわかります。1月20日以降に湿度が40%程度になっている理由は、新しい加湿器を導入したことによります!
使っている加湿器はこちらです!(詳細は後日書きたいと思います^^)
パナソニックFE-KXF15
価格:39,800円(税込、送料込)
加湿器の導入はインフルエンザ対策です。
で、今回、カビを生やしてしまった理由はこの加湿器による加湿に起因すると思われます。
ただし、室内の湿度は40%程度で、決して高湿度ではなく、もうちょっと湿度が高くても良いくらいと思います。
何だったら一条工務店が湿度40%以上での生活を推奨しているわけですし~
ね!一条工務店の資料にも「湿度40%~60%の生活環境を保つことがポイントです」って書いてあったんですよ。。。
にもかかわらず、カビが生えてしまったという事実は一条工務店にきちんと考えて欲しいことではあります(一応、上記の説明は夏のカビ対策として書いているんだと思いますが、冬は湿度が低くて良い理由はないと思います)。
* カビが生えた理由
今回、カビが生えた原因は窓サッシ部分に結露によって常時水濡れが起こったことによると思われます。
カビの発生条件は
温度 20℃~30℃
湿度 80%以上
と言われています。
我が家の温度はカビの育成条件にぴったりと言えそうです。
湿度について、40%って言っていなかった?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
これについては次回に詳しく書きたいと思います。
ただ、室内湿度が40%程度になると、ハニカムシェードを閉めた状態では、おそらく湿度は100%近い状態になっていたと思われます。
今回カビが生えてしまったことを契機に、ハニカムシェード内におんどとりを設置して、ハニカムシェード内部の湿度について詳しく検討してみたいと思っています。データが取れるまでに1ヶ月程度は掛かってしまうと思いますが。。。
* カビが生えやすい=結露しやすさの原因~ざっくりと
下の図は、窓部分を横から見た断面図と思って下さい。
左側が室内、右側が室外とな
ります。
上図にも示したように、ハニカムシェードを閉めてしまうと、室内の暖かい空気は断熱性の高いハニカムシェードに妨げられて、ハニカムシェードと窓の隙間である中央部分に入る事ができません。その結果、ハニカムシェードと窓に挟まれた空間の温度は下がってしまいます。
温度が下がると湿度は上昇します。そして、その湿度が100%に達すると結露が生じます。
このような経緯で、ハニカムシェードを締め切った部分には結露が生じます。データが取れたら数値を使ってもっと具体的に書ければと思っています。
* なぜカビが生えたのか?露点温度から
これはまだ推測ですが、加湿器の導入によって部屋の湿度が40%にも関わらず、窓とハニカムシェードの隙間の温度が下がったために、その空間の温度が下がり、結果的に露点温度以下の温度になったために結露が生じたと考えられます。露点温度などの理論的な部分は次の機会に詳しく書きたいと思います。
ここでは、露点温度という温度以下になると結露が生じる、という程度に考えてもらえればと思います。
我が家の露点温度は以下の通りとなります。
加湿器導入前は露点温度が6℃程度であったのが、1月中旬を境に加湿器を導入したことによって、露点温度が恒常的に12℃前後になっていたことがわかります。
一方、上記期間の外気温は気象庁のサイトによると
上記のようになります。日中と夜間の温度差があるため外気温はかなり上下に激しく動いていることがわかります。
ここで、重要と考えるのは1月中旬以降は、外気温が常に露点温度を下回っているということです。
一条工務店が使用している窓の断熱性は高いとされているため、実際はデータを取ってみないとなんとも言えませんが、少なくとも結露の可能性が高まったことは間違いないと思います。
* カビを生やさない方法
カビを生やさないようにするためには、「窓に結露を生じさせないようにする」というのが一番です。
これは、ハニカムシェードの課題と思いますが、ハニカムシェードの下を5cm程度空けておくというのがカビを生やさない方法としてしばしば言われています。
おそらく、この方法であればカビは生えないのではないかと思います。ただし、窓で冷やされた空気が室内に入り込んでしまいますから床暖房に使用する電気使用量は上昇します。
また、床暖房のサーモセンサー設置箇所と窓の位置に関する検討が不十分だと、床暖房を正しく動作させることができなくなってしまう可能性もある点に注意が必要です。
ただし、ハニカムシェードの下を少しだけ空けて、ハニカムシェードを下ろしておくと部屋の体感温度は上昇します。すなわち、ハニカムシェード無しの状態よりも床暖房の設定温度が低くても「暖かく」感じることができます。これは主に輻射による影響です。(これも後日詳しく書きたいと思います。)
また、この方法で本当にカビを防げるのかについては私自身が確認したわけではないので、あくまで現時点では推測です。これについてもデータを取って確認をしてみたいと思います。
現時点では大変面倒な方法ですが、夜はハニカムシェードを閉めて、昼間はハニカムシェードを空けるようにすれば、(おそらく結露は生じますが)カビが生えるような状態にはならないと思います。
ただ、我が家の例で言ってもハニカムシェードの数は20カ所以上もあり、これをこまめに開け閉めするというのは非現実的と思います。
* データを取って知りたいこと
・ 結露を生じさせないためにハニカムシェードを少し上げる事による電気代上昇効果
・ 結露を生じさせないための最適なハニカムシェードの空け具合
・ その他ハニカムシェードをうまく活用する方法
などについて、取得したデータから考えてみたいと思っています。
上記のことを考えるためには、ハニカムシェードの断熱性に関する詳細な情報などが必要になってきます。これは確か一条工務店から打ち合わせ中にもらったような気もしますが、もしどなたか持っていたら下さい!
あと、ついでですから、現在オプションとして使用されているトリプルサッシがどの程度結露しにくいのかも知りたいので、トリプルサッシの詳細がわかる資料をお持ちの方がいらっしゃったら下さい^^
いつものことですが!!一応言っておきます!!
一条工務店がデータを出してくれれば、わざわざ顧客が自分でデータ測定しなくても済むので。。。お願いしますよ!
おそらく、結露で大変な思いをしているのは、関東以南の方よりも「一条工務店が力を入れたい」と思っているであろう、北海道などの北にある地域の方達と思います。
本当に北海道に進出して家を売っていきたいと思うならば、そしてこれまで通り、「家は性能」で売っていきたいと思うならば、やっぱり
というキャッチフレーズではまずいと思うのですよ。
一応、個人的には結露はするだろうと思っていて、結露したらカビも生えるだろうと思っていたので、別に私は怒ったりしてませんから安心してください!(でも、怒っている人もたくさんいると思いますよ^^)
* 一応フォローというか言い分けというか・・・
今回、ブログをご覧になった方には、私の家にカビが生えたのは自業自得ではないかと思われるかも知れません。
それに、理屈で考えてもカビが生えるとよそうできることをしておいて、カビが生えたと騒ぐのはどうなの?と思われる方もいらっしゃると思います。
ハニカムシェードの説明にも結露するから、少し隙間を空けておくように書いてあった気もします。
言ってしまえば、自業自得です。
でもね。一条工務店と契約する前に「ハニカムシェードを閉めっぱなしだとカビだらけになるので注意が必要です。一条工務店の家はハニカムシェードの開け閉めは面倒でもしなくてはいけなくなります」って言われた方はほとんどいないと思います。
それに、このこと自体は長いこと言われているわけですから、そろそろどうにかしなくてはいけないんじゃないかな~と思うのです。
だって、一条工務店のQ値はハニカムシェードを閉めた状態のU値を使って計算していますよね?それに、今、一条工務店は北海道に進出して「家は性能」で売り出そうとしているんですよね?そう考えると、やっぱり、「ハニカムシェードは5cm開けておく」ではなくて、もう少ししっかりとした解決手段を示すときではないかと思うのです。それに、本当にカビが生えることがわかっているならば、ハニカムシェードを閉める際は一番下まで閉まらないように作ることだってできたと思います。しかし、一条工務店はそれをしなかったのですから、やっぱり、しっかりと考えて欲しいと思うのです。
今回のカビが一条工務店の責任だとは言いません。というか、これから解決する方法を考えていけば良いことと思うのです。
* 電動ハニカムシェードを本気で考えてみよっと!
これは、カビが生える前は「やれたら良いな~」くらいで考えていたのですが、カビが生えてしまった今、改めて「電動ハニカムシェード」に有料ででも交換して、電動ハニカムシェードを外気温と室内の温湿度に応じて自動的に開け閉めするようなシステムを作りたいと思うようになっています。っていうか、電動ハニカムシェード後付けってだれかやられた方います??
方法は比較的簡単で、気象庁のWeb APIで外気温湿度を取得して、室内の温湿度はおんどとり等で取得、得られた結果はAzureまたはS3といったクラウドサーバにアップロードして結露の可能性を計算、クラウドサーバが結露の可能性が高いと判断したら必要な分だけハニカムシェードを空ける、窓の温度が結露しない程度に暖まったら閉めるといった自動制御をしたいと思います。これによって、床暖房の電気使用量も減少しつつ、カビなどが生えることもなくなるはずです。
* 個人的懸念事項
今回、我が家にカビが生えました。個人的には、表面的なカビはさほど気にしていません。
いや、放置したら良くない事はわかっていますが、目に見えると言うことは容易に状態を把握できるので、それほど重大な問題としては考えていません。
一方、今回、気になったのは、結露した水はおそらく床下に入り込んでいるであろう事、そしてその結露した水は床下の断熱層に入り込み、カビを生やしているのではないか?ということです。
今回、結露とカビが確認できたことで、壁内の結露の状況は大丈夫なのか?そして、カビなどが生えていないのか?ということが気になっています。また、以前コメントでも指摘いただいたロスガードのダクトの状況というのも気になります。
これについては、現在、自分なりの確認方法を検討中です。そこで、カビが生えていたら・・・怖いです。。。窓枠のカビと違って、長期間家にダメージを与え続けるので。。。
本当に大丈夫か?そんなことを確認して行ければと思っています。
次回は、この結露について、少し理屈っぽく書いてみたいと思います\(^o^)/