こんばんは。さすけです\(^o^)/
これから家を建てる方で、LIXILが販売するエコカラットを付けるかどうか悩まれている方もいらっしゃるかと思います。
我が家で取り付けたエコカラットを
- リビング吹き抜け
- トイレ1階・2階
- 玄関
- 寝室
の合計5箇所に採用しました。
で、住み始めて5年が経過した今、改めて、ここはエコカラットを付けて良かったな~と思う部分もあれば、ここはいらなかったかな~と思う場所もあります。
今日は、これからエコカラットを採用される方向けに、あくまで個人的な感想にはなりますが、お勧めのエコカラット取り付け場所と逆にここにはエコカラットはいらなかったかな?と思う場所をご紹介したいと思います\(^o^)/
付けて良かったエコカラット
リビングの吹き抜け上部につけたエコカラット
エコカラットをつけて置いて良かった!と今でも思う一番の場所はなんと言ってもリビング吹き抜け上部です。
一条工務店で家を建てられる方の中にはリビングに吹き抜けを設ける方も多いかと思います。エコカラットはタイルである為にぶつかると痛いです^^;
また、バッグなどの金属部分が擦れると、黒系のエコカラットでは傷が付いてしまうことがあります。
リビングは人が生活するメインの空間ですから、人がぶつかったり色々なものを擦ってしまうような場所にはエコカラットはあまりおすすめできません。
その点、リビングの吹き抜け上部であれば、人がぶつかることもものが当たって傷が付いてしまうこともありません。また、毎日生活する空間ですから、ちょっと贅沢な壁紙と思ってエコカラットを採用すると部屋の雰囲気を大きく変えることができ、個人的にはもしエコカラットを付けるならば是非リビングがおすすめです。
吹き抜けがなければテレビの裏など、あまり生活する人が擦ってしまうことがない場所で、かつ、人がリビングで座ったときに正面の側に来る場所がおすすめです。人が座ったときに後ろ側になってしまう壁にエコカラットを付けることも一つの選択ではありますが、せっかくならば目にする機会が多い正面側の方が良いかな?と思います^^
エコカラットは素焼きのタイルのような表面で、ざらざらしています。そのため、吹き抜け部分にエコカラットを付けると、ホコリの着が気になる方も多いかと思います。私も、エコカラットを吹き抜け上部に採用した際には将来ホコリが付着して汚くなったら嫌だな~と思っていました。
しかし、5年経過した今になっても、目立ったホコリの付着はありません。もちろん、汚れて言っているのだろうとは思いますが、少なくとも上を見上げてエコカラットの表面にホコリが付いていることがわかるようなことは全くありません^^
[kanren postid=”5353″]玄関入ってすぐの壁に付けたエコカラット
リビングの吹き抜け上部に着けたエコカラットと同程度に良かったと思っているエコカラットは、玄関は行ってすぐの壁に取り付けたエコカラットです。
こちらもやはり毎日目にする場所であることから、普通の壁紙ではなくエコカラットにすることで質感が出て玄関は行ってすぐの家の雰囲気を大きく変えることができているように思っています。
玄関のエコカラット採用にあたってはいくつかこだわったポイントがあって、短調になってしまいがちなエコカラットの上部にピクチャーレールを取り付けて絵を飾られるようにしたことが1つ。そして、その絵とエコカラットをほんわかと照らすようにエコカラットに向けてスポット照明を設置した点にこだわりました。
エコカラットを照らす照明は、照明でスポットされる楕円がエコカラットからはみ出さないように計算をして、照明の位置を決めました!
照明のカタログに下の図のような照度分布のグラフが記載されています。
この照度分布のグラフで十分な明るさの楕円ができるように壁と照明の位置を計算することができます。
個人的には、玄関のエコカラットも5年たたった今でも少し高かったけどつけて置いて良かったな~と満足しています^^
[kanren postid=”5356″]付けなくて良かったエコカラット
トイレのエコカラット
トイレの中にエコカラットを付けられる方も多いかと思います。ただ、あくまで個人的な感想ですが、トイレのエコカラットはいらなかったな~と思っています。
我が家では1階と2階の両方のトイレにエコカラットを付けています。1階の方は下の写真のように正方形型のエコカラットを採用しました。
自分の家の写真がなかったので、LIXILのカタログ写真です。
また、2階の方は下の写真のようにトイレの背面側1面をエコカラットで施工しました。
ただ、今にして思うと、このトイレのエコカラットは別になくても良かったかな~と思っています。
施工費用は一条工務店に依頼すれば1万円から2万円程度なので、リビングのエコカラットが10万円以上したのに比べるとずっと安いものです。
別にあっても嫌な分けではないのですが、なかったらないで特に問題はなかったように思っています(゜_゜;)
そもそもそんなに見るわけではないしな~という、あくまで個人的感想です。
ちなみに、エコカラットの調湿効果を期待してエコカラットをトイレに採用される方も多いかと思いますが、調湿効果はほぼ無いと思って問題ありません。。。少なくとも実感できることはありません。
寝室の一面エコカラット
もう一つ、エコカラットにしなくても良かったかな~と思っているのが、寝室のエコカラットです。
寝室の壁の枕元の一面を黒のエコカラットで施工してもらいました!
ただ、これはエコカラットが失敗だったと言うよりも色の選択を間違えたという方が正しいかも知れません^^;
[kanren postid=”7645″]にも書いていますが、こちらのエコカラットは妻に不評でした^^;
寝室の壁にエコカラットが全面施行されていることで、なんだか外で寝ているような気分になってしまいます。。。
上のエコカラットは表面がツルツルしているので傷が付くようなことはないのですが、手がこすれたりすると痛いです。枕元にエコカラットがあって暗闇でスマホを撮ったりしようとして手をガリッとやってしまうと結構痛いので、その点でもちょっと失敗でした。
エコカラットを採用するにしてももう少し上部だけに施工するとか、工夫が必要だったな~と思っており、この部分のエコカラットはなくても良かったのかな?と今は思っています^^;
エコカラットを採用するにあたって注意すべきポイント
黒系エコカラットは人が擦らない場所に
我が家の玄関のエコカラットはもともと黒と白を併せたエコカラットを施工していました。施工時の接着剤が多く付着してしまっていたことから、交換となったのですが、黒のエコカラットは汚れが目立ちやすく、プラスチック類を擦ってしまうと白い線が入ってしまうことがあります。
エコカラットにも種類があって、擦っても白い線が入ってしまわないようなものもあるのですが、素焼きのような質感のエコカラットは擦り傷が突きやすいため、人が接触しやすい場所への施工は注意をした方が良いように思います。
コンセント&エアコン配置は慎重に
エコカラットだとコンセントが取り付けられないように思われることがありますが、エコカラットにもコンセントは取り付け可能です。
実際、我が家のエコカラットにはエアコンを将来後付けするためのダクトとコンセントが取り付けてあります。
仮に石膏ボードであっても後からコンセントを取り付けたり、後からエアコン用のダクトを施工することは困難ですから、エコカラットにコンセントが後付けできないことはそれほど問題はないように思っています。ただ、エアコンダクトは後付けされる方もいらっしゃると思いますので、その場合はエコカラットがあることで後からエアコン用のダクトが施工できないケースも考えられるため注意が必要です。
そして、これは、後から気が付いたのですが、、、、エコカラット施工してある壁には多分エアコンを跡づけすることが難しいように思います。。。
上記のようにせっかくエアコン用のダクトやコンセントを準備しましたが、上記の部分にエアコンを取り付けようと思ったら、おそらくエコカラットを剥がしてそこに取り付ける必要が出てくるように思います^^;;;なので、エアコンを取り付ける予定の場所にはエコカラットを施工しない方が無難です。
エコカラットは是非実物を見て決めた方が良い
エコカラットを選ぶ場合はカタログではなく実物を見て!
エコカラットを選ぶ際、カタログだけで選ぶ方も多いかと思いますが、是非実物のエコカラットをご覧になってから決めることをおすすめします!
エコカラットは壁紙とは違って、タイプによって質感が全く異なります。
我が家の寝室に設置されているツルツルしたタイプのエコカラットもあれば、玄関に施工したエコカラットのように素焼きのような質感のエコカラットもあります。
エコカラットは壁紙とは違って凹凸があり、質感も全く異なります。カタログだと大まかな色居合いや雰囲気はわかりますが、光の当たり方による質感の違い等まではわからないため是非一度は実物をご覧になってから決めることを強くおすすめします。
エコカラットを見るならLIXILのショールームより展示場がおすすめ(島根県だけ無いけど)
エコカラットの実部を見る方法ですが、最も簡単でたくさんの種類を見ることができるのはLIXILのショールームが簡単です。
LIXILのショールームは北は北海道から、南は沖縄まで島根県を除く全ての都道府県にあります。確認してみたらLIXILのショールムーがないのは島根県だけでした^^;;ヒドイ
私自身も近くのLIXILのショールームでエコカラットを確認しましたが、エコカラット自体を見ることはできるのですが、あくまで「エコカラット単体」でしか見ることができませんでした。
実物を見ることでカタログで見るのとは違って質感や光が当たったときの雰囲気などが分かるのは良いのですが、施工した部屋がどのような印象になるのかの雰囲気は良く分かりません。
そこで、個人的にエコカラットを選ぶ際におすすめなのが「住宅展示場」です。
一条工務店は「展示場が標準仕様」を売りにしており、私が建築をした当時は展示場にエコカラットが施工されていることはありませんでした。
しかし、最近建築された一条工務店のモデルハウスの多くでエコカラットの施工が行われています。それだけお客さんからの要望が多いのだろうと思います。
そのため、一条工務店で家を建てる方であれば、営業さんなどに聞いてエコカラットが施工されるモデルハウスを見に行ってみるのがおすすめです。
例えば、つくば展示場であれば下の写真のようにエコカラットをテレビの背面全体に施工した事例などを見ることができます。
また、トイレにもエコカラットが施工されており、人気のある場所へのエコカラット施工事例を見ることができると同時に、エコカラットの質感だけではなく、実際の部屋にエコカラットを施工した場合の雰囲気もつかむことができます。
ちゃんとした写真がなくてわかりにくいですが、下の写真の右隅にあるトイレ部分にもエコカラットが施工されています。
ま、こんな目に遭うケースもありますが(´д`;)
[kanren postid=”10697″]で、エコカラットは一条工務店の専売特許ではありません。
その他多くのハウスメーカーのモデルルームでもエコカラットが施工されているケースが多くあります。
例えば、下はやはりつくば展示場の住友林業のモデルハウスですが、住友林業でもリビング内にエコカラットを施工した事例を見ることができます。
一条工務店の室内とはまた雰囲気の違ったモデルルームを見ることで、エコカラットをどのように使うかのイメージも広がるように思います\(^o^)/
個人的にはエコカラットを見るならば住宅展示場がおすすめです!
エコカラットの価格感
ざっくりとした価格感として、我が家のリビングの吹き抜け上部のエコカラット、寝室の壁一面のエコカラットや先ほど示した下の写真のような壁一面幅3m程度高さ2.4mの施工の場合でおおよそ10万円~15万円程度の施工費用となります。
壁一面ではなく、部分的にということであれば、玄関のエコカラットで7万円程度でした。
また、トイレのように1平米程度の狭い範囲であれば、1万円~3万円程度で施工が可能です。
エコカラットは複数のエコカラットを組み合わせて使っても値段が大きく変わることがないので、デザインにこだわってみるというの面白いかも知れません。
まとめ
エコカラットは部屋の雰囲気を大きく変えられるアイテム
エコカラットは通常の壁紙に比べるとかなり値段が高いものです。しかし、部屋の中にワンポイントで使うことで部屋の雰囲気を大きく変えることができるのは間違いありません。
ただ、エコカラットと言えば「調湿効果がある」と言われることも多いように思いますが、私自身が生活して、また、計測しての感覚から言えば、エコカラットの調湿効果を体感できることはないように思います。
エコカラットの調湿効果が実生活の中で感じられることはないと思って、あくまでデザイン的なアクセントとして採用されるのが良いかと思います。
エコカラットの調湿製については後日書きたいと思っています。
エコカラットの後付けという選択もあり?
エコカラットについては、壁紙の上からも施工できるという特徴があります。そのため、生活をしている中で、ここにエコカラットがあればな~と思ったらエコカラットを後から施工することもできます。
後付けのエコカラットのメリットはなんと言っても、実際に生活をする家の実物を見ながらエコカラットを決めることができる点です。DIYもできますし、また、エコカラットの施工だけを請け負ってくれる業者などもあります。建築時に一条工務店にお願いするのに比べると割高にはなってしまいますが、我が家のように「いらなかったかもな~」なんて思う場所にエコカラットを施工してしまう位であれば、少し割高でも本当に必要な場所だけにエコカラットが施工できる後付けという選択もあるように思います。
エコカラット選ぶのは結構楽しいと思うので是非ご検討下さい\(^o^)/