夏が暑くなったのは本当か?私たちは明治以降最も暑い10年を過ごしている。

こんばんは。さすけです\(^o^)/

今年の夏は暑いですね~。。。連日のように猛暑のニュースが流れています。

最近の夏は暑くなったという話をよく聞きます。確かに私が子どもだった1980年代に比べて最近の夏は暑くなった印象があります。

一方で、2020年に行われる東京五輪に向けた夏の暑さ対策として打ち水や浴衣、よしずを使った「日本の伝統的な暑さ対策」を行うといった報道も行われています。

昔に比べて夏が暑くなっているのに、「昔ながらの対策」に果たして意味があるのか?と感じてしまいます。

しかし、国の有識者会議で「昔ながらの暑さ対策」が打ち出されるということは、今の夏も昔の夏も変わらず夏は暑いもので、最近暑くなったように感じるのは私が歳をとっただけだからなのかも知れません。

この記事を書こうと思ったらねとらぼで『「昔はエアコンがなくても大丈夫だったのは今より気温が低かったから」は本当か 日本気象協会に聞いた』という記事がアップされていました。しかし、この記事は内容はなんだか的外れで、夏が暑くなたのかどうかがはっきりしません。

そこで、今回は「日本の夏は本当に暑くなったのか?」について全国に設置された気象観測所のデータに基づいて客観的に「夏は昔に比べて暑くなったのか?」を検証してみることにしました

普段書いている家づくりとは一見関係ありませんが、夏が本当に暑くなったのであれば、「古来からの家づくり」だけではなく新しい視点の家づくりも必要なのではないかと思っています。

目次

明治以降の気象観測データから夏の暑さを検証してみる!

過去143年の東京の7月の暑さを確認

全国に1000箇所以上設置された気象観測所やアメダスのデータは誰でも無料で気象庁のサイトからダウンロードできます。

今回はこの気象庁が公開する気象観測データに基づいて夏の暑さを検証してみることにしました。

全国の気象観測所のデータを確認する前に、最も古くから観測データがある東京都の気象観測所のデータに基づいて1875年(明治8年)以降の夏の暑さを検証してみたいと思います。

1875年~2018年7月19日時点までの7月の日最高気温の平均(青線)日最低気温の平均(オレンジ)平均気温(グレー)をグラフにしました。

ここで「日最高気温の平均」というのは、1日の最高気温を1ヶ月分平均した値を示しています。

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気持ち右肩上がりのような気もしないではないですが、これだけでは夏が暑くなったかどうか分かりません。

ここ20年ほどで言えば2004年が観測史上最も暑かったことはわかりますが2003年は逆に例年に比べて冷夏だったようです。

これだけだと夏は暑い年もあれば、暑くない年もあるとなってしまいそうです。

3本の線が入っているとわかりにくいのと、今回の目的は「夏の暑さがどのように変化しているか?」を確認することですので、以降は「日最高気温の平均」のみを使うことにします

この10年は観測史上最も暑い10年だった!?

データを1年単位で見ると年によるばらつきが大きく傾向を把握するのが難しくなります。このような時に便利な方法として「移動平均」を使うという方法があります。移動平均とは過去何年か分の気温の平均値を取ってグラフにするものです。

今回は子ども達が小学校に入学してから中学校を卒業するまでをイメージして10年で移動平均をとることにしました。

その結果が下のグラフです。

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こうしてみると、東京の7月の最高気温の推移が一目瞭然となります。

1900年代初頭日本は冷夏に見舞われており、7月の最高気温は27℃前後でした。それが1920年頃には29℃前後となって戦後にやや最高気温は上昇するもの1980年頃まで29℃前後で推移していました。1980年代やや最高気温が下がるように見えましたが、1995年を境に7月の最高気温が上昇に転じ、2000年代に入ると7月の1日の最高気温の平均が30℃前後に跳ね上がりました。

その傾向は現在も続いており、2018年7月には過去10年の7月の最高気温が観測史上最も高かった前年を超えて2018年7月19日時点までの集計で30.78℃に達し、観測史上最高に暑い10年の記録を更新しました

すなわち、今東京で生活している人は過去143年のうち最も暑い10年間を過ごしてきた、と言えます

東京に関しては「最近の夏は暑くなった」というのはデータに基づいても間違いのない事実であると言えそうです。

東京以外の夏も暑くなっているのか?

日本の夏は35年間ずっと暑くなり続けている!

東京の夏が暑くなっていることは事実であることが分かりました。

それでは他の都道府県はどうなっているのでしょうか?

ここでは、全国のアメダス・気象観測所のうち都道府県庁所在地に最も近い気象観測所47カ所についてデータを取得して分析を行うことにしました。

先ほどの東京の分析では2018年の猛暑も考慮に入れるため7月の暑さで検証を行ってきましたが、夏と言えばやはり8月です。これ以降は8月の気温を用いて分析を行います。100年以上の観測データがあるのは一部の気象観測所に限られてしまうため、多くの気象観測所で気温の記録が残っている1961年以降のデータを用いることにします。(一部欠損がありますが無視します)

それでは早速47都道府県の8月の最高気温の平均値の推移を見てみたいと思います。

まずは1年ごとの8月の最高気温の平均をグラフにしたものが下のグラフです。

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先ほどと同様気持ち右肩上がりに見えますが年によるばらつきが大きくわかりにくいので10年の移動平均として見ることにします。

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10年単位で見ると全国的に1980年頃に最高気温が下降する傾向が見られたもののその後は全国的に上昇傾向下が見て取れます。

47都道府県を個別に見ると分かりづらいので、47都道府県全体の平均、すなわち日本の8月最高気温の平均をグラフにしたのが下のグラフです。

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日本全体で見ると、大きな傾向が顕著に表れます。1980年代以降、日本全体で平均気温は上昇傾向にあることがわかります。

この結果から東京だけではなく、日本全体として「日本の夏は暑くなっている」ということが事実であることがわかりました。

「昔はクーラーなどなかった」→そもそも夏の暑さが違う

今と昔ではでは「夏の暑さ」は別物

しばしば、「昔はクーラーなどなくても問題なかった」ということを言われる方がいらっしゃると聞いています。。。。

昔はクーラーなどなくても夏を過ごしていた、今の若い人はひ弱になった、と言いたいがための言葉とは思いますが、データを見ると違ったことが見えてきます。

昔はクーラーなどなくても問題なかった、という人は年長者と思いますが、少なくとも今40代以上の世代が子供時代を過ごした「日本の夏」と30代未満の人が子℃時代を過ごした「日本の夏」には断絶があることがわかりました。

下のグラフは先の47都道府県を1つにまとめた夏の最高気温の平均ですが、これを1961年~1969年を「1960年代」、1970年~1979年を「1970年代」として年代ごとに10年間の最高気温の平均を取り出したものとなっています。ただし2010年代だけは2008年~2017年までの10年間の平均によって代替しています。

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このグラフを見ると1960年代は最高気温がやや高かったものの1970年代、1980年代は29.9℃と30℃を下回っていました。

それが1990年代になると30.7℃、2000年代に入ると30.9℃、2010年代では遂に「日本の夏の最高気温の平均」が31℃を超えました。

こうしてみると、1990年より前に子ども時代を過ごした世代と1990年以降に子供時代を過ごした世代では同じ「夏」の話をしているのに、実際に子ども時代に過ごした夏の気温に大きな差があることがわかります。

1970年代、80年代に子供時代を過ごした世代はというと主に、1960年代・1970年代生まれです。すなわち現在38歳以上の人たちです。

私は今年42歳ですが、自分が子ども時代を過ごした1980年代は夏休みになったら日中でも汗だくで外に虫取りに出かけていた思い出があります。しかし、これは今の子どもたちに勧めてはいけないことなのです

私達が子ども時代を過ごした当時に比べて、現在は夏の最高気温が1℃も上昇しているのです。

今の7月は昔の8月よりも暑い!?:夏休みは1ヶ月延長!?

いやいやちょっと待ってよ、たった1℃でしょ?と思うかも知れません。

ここで、重要なのは8月の平均値を10年分平均した上にさらに47都道府県で平均を取っているため、統計学で言う所の中心極限定理に基づいてその変化の差は小さくなってしまいます。

1℃の違いと言われても直感的には分かりにくいと思いますので1℃の違いがどのような違いなのかをもう少しわかりやすく示す方法として、「昔の8月」と「今の7月」を比べてみることにしました。先ほどのグラフに7月の最高気温の平均値も含めたグラフが下のグラフです。

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このグラフから、1970年代、1980年代の8月の最高気温の平均が29.9℃であったのに対して、今の7月の最高気温の平均は30.1℃となっていることがわかります。

このことから「今の7月は昔の8月よりも暑くなっている」ということが言えます。

1970年代、80年代に小学校時代を過ごした私達にとっての7月は、おそらく徐々に暑くなってきて授業を受けるのも汗をかきながらではあるものの倒れるほどではなかたかと思います。そして夏休みに入ったら一気に暑さが増してきて~というイメージです。

しかし、今は私達が「夏本番」でイメージしている夏は1ヶ月早く到来して8月になると私達世代にとっては「経験したことのない暑い夏」を子ども達は過ごさなければならないことを意味します。

そもそも小学校の夏休みというのは、「夏の暑さの中で勉強をすることはできないから」という理由だと思います。

そうであるならば、今の小学生達は私達よりももう1ヶ月夏休みが長くなければ、つじつまが合わなくなってしまっているのです。

夏休みを1ヶ月長くしたら子ども達は大喜びでしょうが、将来その子ども達が困ってしまうこともあきらかです。

そうならないためには、小学校や中学校にもきちんとクーラーを整備して、昔よりも暑くなった夏とうまく付き合っていくことが必要なのだろうと思います。

各都道府県の夏の暑さの変化

北海道:50年以上ずっと暑くなり続けている北海道

まずは北海道を見てみたいと思います。

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北海道は全国で最も夏の暑さが穏やかですが、1960年代~70年代は25℃程度の最高気温であったのが、以降ほぼ上昇し続けており直近10年では26℃を超ています。一般に外気温が25℃を超えるとクーラーを付けたくなるため、北海道においてもクーラーは必須になってしまったと言えるのかも知れません。

東北地方:それほど夏が暑くなっていない東北地方

続いて東北地方です。

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東北地方で最も暑いのは、福島県と山形県となりましたが、両県とももともと東北の中ではもともと暑い県であったことから、大きな気温の上昇は見られません。しかし、この10年では30℃を超えてしまいました。また、秋田では夏の暑さが増している傾向が見られます。

東北地方は近年夏の暑さが増す傾向はあるものの他県に比べると夏の暑さの上昇は緩やかでした。

関東地方:1990年代を境に夏の暑さが相転移した関東地方

続いて関東地方の結果です。

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関東地方では夏の暑さは1980年代以前と1990年代以降で階段を一つ上るような上昇が見られました。また、この10年は過去のどの年代よりも最も暑い10年であったことが分かります。多くの都県で1980年代まで夏の最高気温と言えば30℃を下回ることも多かったのものが、1990年代に入ると30℃以上になってしまったと言えるかと思います。

最高気温が29.5℃と30.5度℃では1℃の変化ではありますが、1980円と2000円のような違いを感じます。。。

北陸地方:日本で一番夏が暑くなっていない北陸地方

続いて北陸4県です。

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北陸4県は全国的に見ても夏の暑さの変化が少なかった、すなわち昔の夏の暑さと今の夏の暑さに大きな違いが見られない地域となりました。

特に新潟県は1980年代と直近10年の間の気温差が47都道府県の中で最も小さかった県になります。

これはあくまで一つの可能性ですが日本海側では夏の暑さの影響を受けにくいのかもしれません。

中部地方(除北陸地方):夏が一気に暑くなった山梨・岐阜・愛知

北陸4県を除く中部地方です。

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中部地方では、関東地方と同様に1980年代以前と1990年代以降にはっきりとした「階段」が見て取れます。中部地方においても間違い無く「昔に比べて夏が暑くなった」と言えそうです。特に山梨・岐阜・愛知の3県は顕著に夏が暑くなっています。

近畿地方:昔も暑かったけど今はもっと暑くなった近畿地方

続いて近畿地方です。

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京都と大阪は全国で最も暑い県の座をかけて熾烈な争いを繰り広げています。直近10年では京都が僅かに大阪よりも暑い夏となり、日本で最も暑い夏が経験できる地域となっっています。

近畿地方においても、やはり1980年代以前と1990年以降に階段が見られ、昔も暑かったけど最近はもっと暑い夏となっています

特に大阪や京都は最高気温の平均が33℃となっており、が33℃や34℃であることが当たり前の状況になってしまっています。

中国地方:日本一夏が暑くなった広島を有する中国地方

続いて最近豪雨被害があった中国地方です。

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このグラフから豪雨とは直接関係ないかも知れませんが、広島県の夏の暑さの上昇が異常であることが見て取れます。

広島県は47都道府県中最も「昔に比べて夏が暑くなった県」第一位に位置しています。気候変動を簡単な分析で語ることはミスリードに繋がりますが、最近の広島県は豪雨が多い印象を持っており、このような夏の気温の変化も関係しているのではないか?と感じてしまいます。

その他の県についても他県と同様1980年代以前と90年代以降に階段状の夏の暑さの上昇が見てとれます。

四国地方:徐々に暑くなり続ける四国地方

四国地方です。

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四国地方では他県と異なり、1990年代にそれ以前よりも一気に夏の暑さが増した後、その後も継続して夏の暑さが増し続けている状況が見て取れます。階段を上ったらさらに上り坂だったという感じでしょうか。。。特に香川県の夏の暑さの上昇は全都道府県中広島県につづいて2位となっています。

九州・沖縄地方:意外に涼しい沖縄?

最後に九州沖縄地方を確認します。

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階段状とまでは行きませんが、九州沖縄地方においても1970年代・1980年代に比べて近年8月の最高気温が上昇している傾向が見て取れます。

暑そうなイメージがある沖縄県は宮崎県と同程度の気温で推移しており、九州・沖縄地方では8月の最高気温はそれほど高くないことが分かります。

日本で一番暑い京都・大阪の夏は沖縄よりずっと暑い!?東京と沖縄の夏は同じ暑さ!?

京都・大阪の夏は全国トップの暑さ、ただしそれは60年以上前からのこと・・・

47都道府県で8月に最も暑いのはどこでしょう?

こんな問題が出たらすぐに「沖縄!」と答えたくなると思います。しかし、日本で一番夏が暑いのは京都です!

京都と僅差で2位になったのは大阪でした!京都の夏の最高気温は沖縄よりも2℃近く最高気温の平均で33.1℃にも達します。大阪も32.9℃とあと一歩で33℃に達する状況でした。

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一方の沖縄は8月の日最高気温の平均は上昇傾向にありますが、31.5℃でした。京都大阪と沖縄では1.5℃の差があることがわかりました。東京の日最高気温は沖縄とほぼ同程度となりました。

ただ、京都や大阪が47都道府県中最も暑いというのは別に夏が暑くなったこととは関係がありません。少なくとも1961年以降、10年単位で見た限りは2000年代に熊本県が全国トップの「暑い夏」になった以外は50年以上ずっと京都と大阪のいずれかがトップでした

夏が暑くなった都道府県ランキング

日本で一番夏が暑くなった広島、昔も今も夏の暑さが変わらない新潟

ここまで日本全体、そして都道府県ごとに「昔に比べて夏が暑くなった」ことを検証してきました。

続いて、昔に比べて最も夏が暑くなったのはどこかを確認してみることにします。

昔の取り方によってランキングは多少前後しますが、ここでは、私が子ども時代を主に過ごした1980年代を昔として、直近10年を最近の夏と定義することにしました。

昔に比べて最高気温の平均が何℃上昇したかを計算しました。

この気温上昇が大きければ大きいほど、昔に比べて夏が暑くなったと言えます。逆に昔に比べて涼しくなっていればマイナスとなります。

それでは早速ランキングをご覧下さい。

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全国で最も夏が暑くなったのは広島県で1980年代に比べて8月の最高気温の平均が2.1℃上昇しています。続く香川も2.0℃の上昇となっており、この2県が昔に比べて2℃以上の上昇をした県でした。

一方で、47都道府県中昔と今の夏の気温の変化が少なかったのは断トツで新潟県でした

1980年代と直近10年の気温の変化は0.3℃に留まっていました。

ここで、個人的に意外だったこととして、47都道府県全てが昔に比べて夏が暑くなっていたということです。

47都道府県全てで気温の上昇はプラス、すなわち夏が暑くなっていたという結果になりました。実際に検証する前の予想では10県程度はマイナスになっていて、夏は暑くなっているけれど涼しくなった県もあるという結果を予想していましたが、全都道府県で夏が暑くなっていたことは驚きでした

終わりに:経験に頼らない暑さ対策が必要

自分の過去の経験を子どもに適用してはいけない!

ここまで全都道府県について昔と今の夏の暑さを比較してきました。その結果全都道府県で昔に比べて最近の夏が暑くなっていることがはっきりとしました。

特に1980年代以前と1990年代以降は多くの都道府県で夏の暑さに大きな違いが生じていることがわかりました。

現在、小さなお子さんから中学生ぐらいまでのお子さんがいらっしゃるのは30代、40代の方が多いかと思います。

そして、私も含めて30代、40代の方が子供時代を過ごしたのは1980年代、1990年代前半と思います。

私たちが過ごした夏と今の子どもたちが過ごす夏は別物だということを肝に銘じることが、熱中症などの被害を防止する最善策のように感じます。

夏休みになったら暑い日中でも自転車で飛び出して虫取りをしたり、友達と外で遊んだりすることを期待してしまうかも知れません。しかし、近年の夏は私たちが子供時代を過ごした夏よりもずっと暑くなっています。

ですから、暑い日には家の中でクーラーを効かせて遊ぶように言うことは決して子どもを甘やかしていることにならないように思います。

逆に自分たちがしてきたように外に遊びに行くように言えば、結果的に熱中症などの被害を増大させます。

熱中症は32℃を超えると急増する

国立環境研究所のサイト「熱中症患者の発生状況と今後の予測」にある下のグラフでは、横軸の最高気温が32℃を超えると熱中症発生率が上昇しはじめ、その後気温上昇とともに熱中症発生率が一気に上昇することが見て取れます。

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私たち大人が子供時代を過ごした1980年代の夏の最高気温は30℃前後でした。それが近年では+1~2℃上昇している状況です。

たった1~2℃ですが、近年の夏は熱中症のリスクを大きく上昇させたと言えます。

クーラーを付けっぱなしにするのはもったいないという気持ちもあるかと思います。自分たちが子どもだった頃にはそんなことせずとも何とか夏をやり過ごしてきた経験もあり、今の子ども達にもそれを強制してしまいそうになります。

しかし、今と昔では夏の暑さは全く違うものになってしまったと言うことを理解した上で、夏休みの子ども達を見守っていくことが必要なのだろうと思います。

既に猛暑である今年の夏ですが、これからが夏の本番です。

夏休みに入って子ども達と外出する機会も増えると思います。水分補給なども大切ですが、そもそも暑すぎる日中は外に出ず家の中でクーラーを掛けて過ごすという選択も考えなくてはいけないのかも知れません。

子ども達が熱中症になって倒れてしまうようなことがないよう、十分に注意をしていただければと思います。