こんばんは。さすけです^^
前回、新・神宮東中日ハウジングセンターに建った一条工務店の新商品グランセゾンについて外観のレビューを書かせていただきました。
今回は、内観のレビューをさせていただきます!そして、外観編を1回で終わらせられたので内観編も1回でと思ったら玄関しか紹介できませんでした^^;長くなりそうです。。。
今回は玄関編ですが、主にシューズクローゼットまわり、そして、安全上大丈夫なのか気になった点の1点を指摘させていただきます。安全上の指摘については自身がありませんので是非営業さんに確認してみて下さい^^
写真お断りのグラン・セゾン・・・・
恐る恐るグランセゾンの内部へ!
既に引き渡しから7年も経っている私が、しかも茨城県のつくば市で建てているのになぜか、名古屋にある展示場に入るのには勇気がいるためグランセゾンの周囲をうろうろとして、3週ぐらいしてしまいましたが、一念発起して一条工務店のグランセゾン展示場に入りました。
平日の日中ということもあり、住宅展示場にはほとんど人影がなく一条工務店のグランセゾンがいくら新商品であっても、ガラガラだろうと踏んでいたのですが、玄関の自動ドアが開くとそこにはおそらく7~8人分の靴が置かれていました。かなり人気のようです。
グランセゾンに入っても、営業さんが出てくる様子もないので、これはうまくすると営業さんが付かずに勝手に見て回ることができるチャンスか?と思い、玄関上がってすぐ右手にある記帳台で氏名・住所・電話番号などを記載していたら、奥の方からちらっとこちらを見ていた営業さんが来てしまいました。。。(~o~)残念。。。
営業担当者の名前を聞かれて思わず、我が家の営業さんの名前を言いましたが北海道の展示場にいる我が家の営業さんの名前が通じるわけもなく、怪訝な顔で「どちらで建築されたのですか?」と聞かれてつくばであることや出張で名古屋に来ていたので寄ったこと、そして我が家の担当さん(監督ですが)が「是非近くに行ったら寄って下さいと言われたので~」などと言いつつ、展示場を見学したい旨を伝えました。
見学については、決してWelcomeという分けではないけれど、来てしまったものは追い返せないので、「どうぞ~」という感じで内部に潜入成功です。
早速「写真を撮っても良いですか?」と聞いたところ、「写真は禁止なので~」と言われてしまいました。。。
ということで、内観の写真はありません!
ただ、その後入手したグラン・セゾンのカタログは同じ展示場で撮影された者ですので、グラン・セゾンのカタログを使いながら感想を書かせていただきます^^
単に私だけが拒否られた?写真撮影禁止ではない(らしい)!
ちなみに、その後我が家の監督と話す機会があって、写真撮影が禁止だったことを話したところ、わざわざ本社に確認をしてくれました。
その答えは
本社としてはグラン・セゾンについて写真撮影を禁止してない
という回答でした(゜д゜)
通常は他のお客さんなどが映り込んでしまうことでトラブルなどが生じる可能性があることから、写真撮影を禁止するケースもあるそうですがグランセゾンについては特に写真撮影を禁止してはいないとのことでした。
せっかく一条工務店はインスタなどで多くの写真が掲載されやすいのにもったいないな~と思っていたので、写真撮影が可能であることは良いことなのですが、私は撮影を拒否された・・・ということは、私だけが写真撮影をダメ出しされた、ということなのでは。。。。。
と、思いましたがどうも私以外でも写真撮影を断られたケースはあるようなので、私だけが断られた分けではないようです。
どうも、展示場や個別の営業三単位でトラブル防止などの観点などから写真撮影をお断りするケースはあるそうなので、今回は写真撮影がダメだっただけのようでした。今後、もしもグランセゾンに行かれたら営業さんに一言写真撮影ができるか確認されてみると良いかと思います^^
一条工務店はインスタの投稿数も多いので、もちろん他のお客さんが映り込まないよう配慮するなどのマナーは必要ですが、写真撮影がOKになれば良いな~と思っています。
グランセゾンファーストインプレッション=重厚&モダン
突き板(モクリア:MOQURIA)を用いた木目調フローリングがお出迎え
玄関に入ってすぐに感じるのは、外観がi-smartそのものであるため一層そう感じたのだと思いますが、あれ?これ一条工務店の家?という印象を覚えました。
下が同じ展示場の玄関入ってすぐの写真です。全体的に茶系統でまとまっていることがわかります。
これまでのi-smartよりも明らかに良い意味で重厚感のある雰囲気となっています。実際、下の写真は我が家の玄関入ってすぐの写真ですが、良い意味ではシンプルな、そして上のグランセゾンと比較するとやや安っぽさが感じられるようにも思います。
グランセゾンの玄関をもう少し詳しく見ていくと、その「高級感」を感じさせるのは色調だけではなくその木目が目立つ部材にもあることがわかります。
下の写真のあたりに注目すると、木目が強調された部材が多く使われていることがわかります。床については、無垢木材ではありませんがいわゆる突き板となっています。
i-smart標準のフローリングはいわゆるシートフローリングと呼ばれるもので、フローリング表面は木目を印刷したシートが張られた部材となっています。それに対して、グランセゾンの部材は、突き板による表面加工が行われたフローリングなどを用いています。
突き板というのは、全てが無垢材ではありませんが、「本物の木材」が数ミリの厚さで貼り付けられており、表面に見える木材は本当の木材となっています。一般に、この突き板のフローリングの方がシートフローリングに比べて高価なものとなっており、グランセゾンの内装がi-smartよりも高級側にシフトしていることがわかります。
i-smartで使用されているフローリングは、大日本印刷のEBシートフロアでしたが、おそらく、一条工務店グラン・セゾンで使用されているフローリングは大建工業の床材ではないかと思います。あくまで直感なので、違うかも知れませんが。。。
シューズボックスやドアにも木目調のシート
サイズ選択が悩ましいグラン・セゾン標準シューズクローゼット
玄関入ってすぐ左手にはシューズボックスが置かれています。i-smartでは白を基調としたシューズウォールが採用されていましたが、一条工務店グラン・セゾンでは昔ながらの形をしたシューズボックスが標準仕様となっているとのことでした。
このあたりは、i-smartが比較的若い層をターゲットにしていたのに対して、グラン・セゾンはセゾンシリーズが得意としていた若者から年配の方までを広く視野に入れた商品であることから、シューズウォールのようにあまり見慣れないシューズボックスではなく、従来からあるシューズボックスの形状を踏襲したものと思います。
シューズボックスも床と同調の木目調のシートが張られたドアが取り付けられており、玄関全体を重厚なものにしています。
ちょっと気になったのは、そのサイズです。いくつかのサイズが用意されているようでしたが、上のサイズは7.5尺(2.27m)の幅があり、かなりの大きさがあります。さらに、右側にもう一つゴルフバックなどが入れられる9尺(2.7m)サイズのシューズクローゼットが準備されています。
7.5尺、9尺サイズになると収納力はバツグンである一方で、グラン・セゾンの天井高(2.65m)もあってそびえ立つ「壁」のようになってしまうように思います。
そのような状態を避けるためには、玄関の広さをかなり広く確保しなければならないことから、設置は難しそうだな~と感じました。
現実的には、下の6尺サイズが多く採用されるのではないかと思います。ただ、おそらく、6尺を選ぶよりも下で紹介する回転靴収納を使える7.5尺サイズがお勧めのように思います。このあたりは間取りとのジレンマが発生しそうですね^^;
ただ、このサイズになると縦長のものを収納できない点に問題が出てきそうな気がします。また、収納力という観点でも、6尺サイズですと多くの家庭でしまいきれない靴が出てしまうのではないかな?という点が気になります。
高すぎるグラン・セゾン標準シューズクローゼットの上部収納
次に、収納上部は玄関部分に突き出した部分ですと高さ2mあたりに位置するため、通常の人は脚立などを使わなければ手が届かないことから、収納するものが限定されてしまうように思われました。それが顕著なのが玄関土間の上部に位置する下の赤枠部分になります。この部分の収納はしまうのも大変ですし、取り出すのも一苦労と言った感じになるように思われました。
できれば上部収納が下のようなダウンキャビネット方式になっていると便利だったのにな~と思います。
お~!と思わされた回転靴収納。でもグラン・セゾンの標準ではない?
使い勝手の面では従来からあるシューズクローゼットの問題(上部収納の使い勝手)が気になったものの、お~!と思わされる部分もありました。
その一つが、回転靴収納です。私はこの回転靴収納というものをはじめて見ましたが、これは便利そうに思います!収納力が2倍まではいきませんが、1.5倍くらいにはなりますから、靴が多い家庭でもかなり安心ですし、何よりも冬と夏で靴を分けておけば年に1回回転するだけで靴の衣替えが可能という点は優れているように思いました\(^o^)/
いまいち画像だけではわかりにくいので、動画を張っておきます。見た目も全く同一なのでこの回転靴収納はおそらくパナソニック製なのだと思います。
ただ、カタログの書きぶりでは「お選びいただけます」となっていることから、この回転靴収納は標準ではないようなので気になるのは値段です。。。いくらなんでしょう?
この回転靴収納は7.5尺以上のシューズクローゼットでなければ取り付けられないので、グラン・セゾンで建てる場合は、6尺のシューズクローゼットではなく7.5尺の方が良いように思います。
ここは一条工務店ならでは!ふんだんに天然御影石を利用したシューズクローゼットカウンター
次にシューズクローゼットのカウンターに注目します。
この部分は黒を基調とした天然御影石が使われたカウンターとなっています。一般に天然御影石は高級な部材ですが、一条工務店では御影石のでっかい塊を買い付けて、それをフィリピンの工場でカットして提供しているとのことで、通常は高くてなかなか採用ができない天然御影石のカウンターがふんだんに使われています。
これまではキッチンカウンターの天然御影石カウンターなどが有名でしたが、新たにシューズクローゼットのカウンターにも天然御影石のカウンターが採用されたようです^^
天然御影石は硬い素材であるため傷が付きにくいというメリットがあります。また、掃除も拭き取りだけで済むので簡単に済ませることができます。
そして、何よりも耐候性が高い点に特徴があり、長期間新しい素材感を維持することができます。あまり例として良くはないのですが、常時風雨にさらされている墓石にも御影石が使われますが、それはこの耐候性・耐久性の高さ故です。
一方で、気になった点もあります。それは、ホコリがたまったときに目立ちやすいという点です。
これまで、一条工務店ではキッチンカウンターとスマートバスのお風呂のカウンターに天然御影石が採用されてきましたが、キッチンカウンターは食事を作る場所ですから常に掃除がされている場所でもあります。そしてお風呂についても常に水が流れますのでホコリがたまることはありません。そのため、掃除をしないでホコリがたまってしまうと言うことはあまり起きなかったかと思います。
一方で、相当にきれい好きな方は別として玄関のシューズクローゼットの上を毎日水拭きする方は少ないように思います。しかも下の写真のようにこのカウンターの上部は通常花を飾ったり置物を置いたりする使い方が一般的と思いますが、掃除の際にはこうした飾りを毎回どけて綺麗にできるのは相当なきれい好きの方のみではないでしょうか?
一方で、玄関は外気と直に触れる部分ですからどうしても砂埃などが侵入してきやすいスペースです。
そして、砂埃が黒を基調とした天然御影石の上に落ちてくると、どうしても白っぽいホコリとして気になることになるのではないか?という点が気になりました。
掃除をすれば良いだけですが、キッチンカウンターとは違って、毎日この部分を掃除するとなると、それはそれで面倒ではないかな?と感じました。
これは本当に安全上大丈夫??(要確認&要注意!?)
気持ちは分かるけど、ちょっと違うよマグネット対応パネル
色々と細やかな機能が付いているシューズクローゼットですが、これはちょっと違うだろ?と思わされたのが下の写真のマグネット対応パネル(ジューズクローゼットドア裏面)です。
そして、本当にこれは安全上大丈夫なのかな??と思わされた部分です。
家に入ってどこに鍵をしまいますか?
みなさんは家の鍵をどこにしまいますか?リビング持って入って引き出しにしまわれたり、いつも決まった場所に置くと言った方が多いと思います。ただ、リビングまで鍵を持って行ってしまうとついうっかり違う場所に置いてしまったりして、朝になって鍵が見つからないという経験は誰もがしているものと思います。
一条工務店グラン・セゾンでは、このような問題に対して玄関から入ってすぐのシューズクローゼットのドア裏側にマグネット対応パネルを設置して、ここに鍵を引っかけることを提案しているように思います。
そして、このようにして鍵を引っかけるスタイルはi-smartのシューズウォールで良く見られるパターンでした。ただ、それはi-smartのシューズウォールには下の我が家のシューズウォールのようにそもそもカウンターがないため、どこかに鍵を引っかけたいというニーズによって生じたものだったように思います。
しかし、一条工務店グラン・セゾン標準のシューズクロークは天然御影石のカウンターが標準で付いています。そのため、普通に考えると、鍵を置くとしたらわざわざ扉を開けて鍵を引っかけるのは面倒なので、下の写真の赤矢印のカウンターの上か、カウンターの横にできる壁に鍵を引っかけてしまうので、そもそもマグネット式の鍵かけが必要なのかな?と思いました。
ただ、これは使われるかは別として、あって困るものではないのでマグネット式の鍵かけはあっても構わないと思っています。しかし、これが「住宅生の安全性」を脅かすものであるのならばあってはならない、ように思うのです。そして、私は一条工務店が新シリーズのグランセゾンでそのようなことを考えていないとも思えず、これはどういうことなんだろう???と感じています。
電子錠の「保管禁止距離」とシューズクローゼット
最近家を建てる方は、住宅の玄関ドアを電子錠にされる方が多い様に思っています。
私の家でもパナソニック製の電子錠を採用しています。これはどの家でも採用されるべきだと思える程、本当に便利です。もし悩まれていたら、是非採用をお勧めします。
で、この近年急速に普及する電子錠は、ボタンを押すことで鍵を解錠できるという機能がある一方で、パッシブ機能と言ってドアのボタンを押すと周辺に鍵があるか?を確認して、鍵が見つかった場合は解錠すると言う操作が可能になっています。
この機能は、例えば買い物で手が塞がっていたり、外出時にバックの中に鍵をしまってしまった状態でも、玄関ドアと鍵が通信を行うことで解錠操作を実現する機能となっており、非常に便利な機能です。
現在普及している電子錠にはほぼ全てこの機能が付いています。
で、ですよ。この電子錠は、鍵のボタンを押さなくても鍵が近くにあると玄関ドアの解錠ボタンを押すだけでドアを解錠できるという機能故に「保管禁止距離」が設定されているのが一般的です。
ようするに、玄関の近くに鍵を置きっぱなしにしてしまうと、不審者が玄関ドアの解錠ボタンを押しただけで玄関の鍵が解錠されてしまうため、通信が行える距離に鍵を置きっぱなしにしては行けないのです。
例えばLixilの電子錠では室内側は2.5mを「保管禁止距離」と定義しています。
上記の表で、通信エリアというのは、手に持っている鍵側の解錠ボタンを押した場合の通信可能距離ですのでここでは関係ありません。「認証エリア」というのは、その範囲に鍵が存在していれば玄関ドアのボタンを押しただけで解錠操作が可能な範囲ですので、今回の問題はこの「認証エリア」が問題になります。
一条工務店で、電子錠を付けた場合、「一条工務店が提案する」マグネットドアに鍵を置くと、シューズクローゼットと玄関ドアの距離が2.5m未満である場合、少なくともLixilが保証する鍵の保管禁止距離を保つことができません。そして、現実的には玄関に設置されたシューズクローゼットと玄関ドアを「保管禁止距離」である2.5m以上話すことは通常できないように思うのです。
こうしたことから、安全上大丈夫なのかな?と感じた次第です。もちろん、一条工務店がマグネットドアを採用したことで、それ自体が静電遮蔽(電波を遮蔽する)構造となって、補完禁止距離を維持できることを保証してくれているのであれば、全く問題ないことです。ただ、その点はきちんと考えられているのかな~と気になりました。
え、保管禁止距離なんて説明されていなかったという方も現実的には大丈夫
既に一条工務店等で家を建てられて電子錠を採用されている方で「保管禁止距離」なんて知らなかった、という方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、現実的には、保管禁止距離2.5mというのはかなり安全側の距離で、通常は1m以下しか電波は届きません。認証エリアが2.5mになってしまうと言うのは何らかの特殊な環境の場合のみで、仮に玄関に置いてあっても、ドアの目の前のカウンターに電子錠を置いているというのではない限りは問題はありません。
さらに言えば、現在販売されている電子錠の多くは、住宅内に鍵があるのか、それとも屋外側に鍵があるのかを判別して、室内側に置かれた鍵からは「室内側の解錠ボタン」を押さなければ開場できない状態になっています。すなわち、仮に鍵が玄関ドアにぶら下げられていたとしても、泥棒が室外側の解錠ボタンを押しても解錠しないようになっています。
年間1万2千棟建てるとイレギュラーも起こるし、将来の不安も??
じゃあ、なんでわざわざそんなことを言っているんだ?と思われるかも知れません。
それは、一条工務店が年間1万2千棟もの住宅を建てているハウスメーカーであるため、通常は1m未満でしか反応しないとは言っても、メーカー側が2.5mという安全距離を指定しているのに、あえてそれを無視する施工を標準として、さらにはカタログでアピールして本当に大丈夫なのだろうか?と感じたことが一つです。
そして、もう一つは近年増大傾向にあり、国内でもその犯罪が確認されている「自動車電子錠へのリレーアタック」と呼ばれる攻撃の手法の存在です。
電子錠が広く普及している自動車でも、住宅の電子錠と同様に車の近くに行けば、車のドア側のボタンを押すことで開場操作をしてエンジンをかけることができる機能があります。
この機能を使って、近年「リレーアタック」と呼ばれる車の盗難被害が増えています。
そして、この犯罪は原理的には車だけではなく住宅においても可能となっています。
現時点では犯罪者にとって居住者と出くわすリスク(犯罪者にとっては捕まるリスク)が高い住宅を狙うよりも、盗めばすぐに逃げることができる車を狙う方が効率的なために住宅への侵入犯罪に使われた事例はありません。また、犯罪者視点で考えた場合、電子錠が付いている家が増えても、玄関の近くなど電波が中継可能な範囲にまで住宅に近づいても、玄関に鍵が置いてなければリレーに失敗してしまい、玄関近くに電子錠が置かれている住宅を発見することが現実的にはできないために、リスク回避(玄関に近づけば不審者として発見される可能性が高い)ことから、そうした犯罪には至っていないものと思います。
しかし、一条工務店グラン・セゾンが仮に良く売れたとすると、グラン・セゾンでは、一条工務店が玄関ドア近くに鍵を置くことを推奨した結果、犯罪が行い安い家と見なされる可能性もあるように思っています。
あくまで、推測の域を出ず、杞憂となる可能性が高いとは思っていますが、それでも一条工務店のように施工等数が多い住宅メーカーが、少なくともLixiliなどが設定する保管禁止距離以内に鍵を置くことは推奨すべきではないのではないか?と思った次第です。
もちろん、一条工務店ではそうしたことも全て網羅的に考えた上で安全性を担保し「マグネットドア」を提供して、鍵を玄関ドア近くに置くことを推奨しているのかもしれません。そうであれば、安心できますし、逆にあまり考えていなかったのであれば考え直さなければいけないように思った次第です^^
グランセゾンでは広い玄関を豪華に演出できそう
グランセゾンの玄関は広めが必要?
外見的には従来のi-smartとほとんど変わらない外観ながら、中に入るとセゾンらしさを多く感じる仕様となっているように感じました。
グランセゾンの内観は明らかに高級感があり、i-smart販売以前の一条工務店の主流商品であったセゾンシリーズの考えを踏襲したものとなっています。
ただ、一条工務店のセゾンの室内装飾は良い面でふんだんに無垢材などを用いることで高級で重厚な雰囲気がありましたが、やや古さを感じる高級感といった面もありました。あくまで個人的な印象ですが、その代表格が腰壁などです。私自身はセゾンをはじめて拝見させてもらった時、「社長の家」という印象を持ちました。
これに対して、一条工務店の新商品であるグラン・セゾンは、ややもすれば重苦しい、古くさいといった印象を持たれてしまった部分を排除し、また、一方で、i-smartの良い面でシンプルモダン、悪い面では軽い・安っぽいと感じられてしまっていた部分を取り除いて、モダンで高級感のある印象を演出しているように思いました。
新・神宮東展示場にあるグランセゾンはダークな茶系が基調となっているため、やや重い印象もあったのは事実です。まだ先になりそうですが、明るい茶系を基調とした2階にあがるとその違いを強く感じるかと思います。そのため、色味による印象の違いもあるとは思いますが、玄関を見る限りその高級感をしっかりと受けとめるためには広さが必要なのかな?とも感じました。
玄関のシューズクローゼットについては、昔ながらのシューズクローゼットの形状をとりながら要所要所に細かな工夫も盛り込まれていますが、全体として玄関の広さを広めに取らないと、一歩間違うと狭く感じてしまうといったこともおこってしまうかな?という印象を持ちました。
このあたりはあくまで個人の主観ですので、今後増えるであろうグラン・セゾンの展示場が近くにできたら実際にご覧になっていただくのが一番のように思います^^
次回予告:グランセゾンリビングレビュー、高級感と広さのバランス
今回も、グランセゾン内観レビューと書きつつ、玄関に入っただけで終わってしまいました。。。。
次回は玄関から左手に向かって、リビングのレビューをさせていただきたいと思います\(^o^)/