こんばんは。さすけです。
ブログ村でもi-smartの話題が盛り上がっていますが、いまだに何が標準仕様か不明のままですね。。。
いきさんやぶらっくすわんさんのブログで話題になっていた室内循環フードですが、i-smartのカタログにも載っていました。
室内循環フードが付けられるようになるのは間違いないようです。まずは、i-smartのカタログに載っていたレンジフードは以下の通りです。
そして、話題になっていたレンジフードは富士工業のしたの写真のです。
方向は違いますが、そっくりですよね。見た目が似ているだけではなく、細かなところも同じです。例えば、i-smartのカタログに掲載されていたレンジフードのライトの部分をアップにしてみます。
真ん中に黒い四角い出っ張りが見えます。富士工業のものにも同じものが付いています。
全く同じですよね。
こちらのレンジフードは、富士工業の室内循環フードデザインシリーズという商品のようです。
ちなみに、中央の四角い部分は「リモコン」のセンサーだそうです。
室内循環フードの仕組みは、下の通りです。普通だったら、せっかく暖めた部屋の空気を外に出して、外からロスガードを通らない同じ量の冷たい空気を吸い込まなくてはいけません。これが、室内循環フードであれば、冷たい空気を吸い込まずに済むわけです。
i-smartもi-cubeと同様に床暖房(床冷房も?)など、部屋全体の熱を保持することで快適さを保つのですから、レンジフードは大敵ですよね。そういう意味では、室内循環フードは良い商品のように思います。
そして、一条工務店にしてみれば、ダクト施工費は不要になるわけですから、それほど高い値段にしなくても採算がとれる可能性があります。
ただ、この室内循環フードお値段は、、、タイプによって違いますが、換気扇だけで40万円前後します。値段の詳細はこちらのページに書かれています。
これはちょっと標準じゃないかもしれない気がしてきますね・・・事実、いきさんのブログでは、オプションと聞いたそうです。。。
でも、標準にして欲しいです!
室内循環フードの顧客としてのメリットは
・
部屋の熱が逃げない
・ レンジフードにダクトが不要なため配置が自由
の2点が大きいともいます。高気密高断熱住宅にとっては、前者は非常に大きなメリットになりますよね。
一方デメリットは、
・ フィルター交換費用が発生:3年ごとに34650円、12年に1度24150円、1年に換算してみると13,562円の費用がかかる。
・ フードから排気が必要であるため、左右に吊り戸棚が付けられなさそう。(収納が犠牲になってしまう)
この2点があると思います。
さらに、私が不安に思ったのは
・ 油分が本当に除去できるのか?(これは心配なだけでたぶん問題ない)
・ 油分が長期間室内に残存し、不飽和脂肪酸が充満してしまうなどと言うことは無いのか?
・ お湯を沸かしたりした際、湿度はどうなるのか?
といったことです。最初の2点は、おそらく様々な試験が行われていることと思いますから、心配ではありますが試験結果などを見せてもらえれば安心できるかなと思います。
ただ、フードに除湿機能を付けるのは非現実的ですから、3点目の湿度はおそらくどうにもならないのと思います。そこで、気がついたのですが、一条工務店には床冷房のi-cubeについていた除湿機能突きのロスガードがあります。
この除湿機能付きのロスガードがあれば、室内循環フードを導入して、お湯を沸かしたり下際に室内の湿度が上がっても、ロスガードで除湿ができます。
ということで、勝手な想像ですが、
i-smartではロスガードの除湿機能は標準になるのではないでしょうか?
そうでないと、室内循環フードを入れることは難しいように思えます。
室内循環フードの場合、油が室内に長期間残存した場合の影響については後日少し調べて見たいと思います。