i-smartの実物見てきました~ でも・・・無理かも

こんばんは。さすけです。

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既にうねうねごろごろさんなどが詳細に報告されていましたが、私も成田の展示場に見学に行ってきました!!

まずは、外観です。

色は白黒ツートンではなく、外のタイルはオレンジでした。なんとなく一条工務店っぽいですよね。良い意味でも悪い意味でも^^;;

で一部で評判の?シューズボックスです。

これは白一色とのことです。まあ、実際に見たら白でも良いかなと言う感じでした。

下には標準でLEDライトが付くそうですが、展示場では窓が付いていました。下に窓を付けて採光するのは良いアイデアだと感心しました。宙に浮いている意味もありますし。ただ、私の家の間取りではできないですが・・・

で、問題のシューズボックスの開き方ですが・・・評判通り

生活する人のことを全く考えていない^^;

作りです。

このドアですが、写真だけではわかりにくいですが押しても引いても開きません!というか、引こうにも取っ手もついていません。

このドアを開くためには、一度屈んでドアの下の部分に手を突っ込んで開けなければなりません!

 

こんなのは論外です。

 

プッシュすれば開くドアにしてくれれば、または取っ手を付けてくれればそれで良いのに、デザイン上の都合で家の設計をするなどと言うのは私にとっては論外です。

家は20年、30年と住み続けるものです。少なくとも私はそのつもりで家を建てます。今はたいした労力ではないように思えますが、毎日毎日屈んでドアを開けて靴をしまうことなどできません!!デザインのためにこの労力を許容しろと一条工務店は言うのです!!

と、罵詈雑言?を並べ立ててみましたが、以外と簡単な解決策が\(^o^)/

後ほど紹介するのですが、キッチンの扉に付いている取っ手↓

この取っ手をシューズボックスに縦にして付けたら問題解決じゃない??と思ってしまいました。

取っ手だけ売ってくれるか?

たぶん売ってくれないです。でもね。。。うちには子供がいます!!子供がキッチンでいたずらして取っ手を外してなくしてしまったら??しょうがないですよね~。子供のせいにするのは気が引けます。大人だって悪ふざけをします。特にお酒を飲んだりしていると。。。私が酒乱で、酔っ払って意味もなく取っ手を外して捨ててしまうことだってあり得ます。しょうがないですよね~\(^o^)/

不可抗力です。仕方が無いですよね。メンテナンスにお願いして、交換用の取っ手を取り寄せるしかないですね!

一条工務店のお客さんが酒癖の悪いお客さんだらけにならないように、是非迅速な対応をお願いしたいです!!

ということで、私の中でシューズボックスの開け方の問題は、比較的簡単に解決?してしまいました。

一応、サイズは110mm、165mm、220mm、275mmなどが標準で付けられるようです。

続いて、リビングに入りました。ドアは良い感じです。

木目も綺麗ですし、色違いもあるようです。悩みが増えそうですが、先ほどのように「腹黒い」悩み事ではなく楽しい悩みです。

そして、ドアノブが軽い力で開ける取っ手になっていました。私は、なかなか気がついてもらえないかもしれないし、直接販売額には直結しないけれど生活者が快適に住めるような家造りをするというスタンスが好きで一条工務店を選んだので、こういう風な配慮は落ち着きます。まだ30代ですが、歳をとってドアを開けるのが大変になっても安心して住めます。

それだけにシューズボックスのようなことがあると、微妙な気持ちになります。実はシューズボックス以上に気になる問題
が発生するのですが・・・それは後ほど。

続いて床を見てみます。成田の展示場では2種類のフローリングが使用されていました。1Fはホワイトウォールナットです。

まず、気がつくことは普通のフローリングに比べて幅広です。メジャー持参で出かけていたので早速計測してみます(←嫌な客です・・・)。横幅が約15cmあります。これは好みの問題ですが、私は好きです。

もう一色はビターウォールナットのフローリングです。

私と妻は当初色の薄いホワイトウォールナットを希望していたましたが、実際の部屋の雰囲気を見ると、ダークウォールナットが一目で気に入り、i-smartで建てるならばこの色を第一候補にしようということになりました。やはり実物を見ないとなかなかわかりませんね。

リビングを見回してみると、i-smartの売りでもある大きな窓が付いていました!

この窓は約250cm(270cmだったかも?)あります。広くて開放的なリビングになります。

個人的にはi-cubeの格子窓は性能は良いけど、リビングが暗くなって嫌だったのでこれはすごく良いです。この掃き出し窓は左右の窓から出入りができて、中央の大きな窓は固定されています。ただ、この窓を取り付けるには左右に90cm以上の壁が必要なようです。

さてさて、続いてキッチンです。展示場には、ワイドカウンターとステップカウンターのキッチンが取り付けられていました。

まずは、ワイドカウンターキッチンです。

そして、こちらがステップカウンターです。

キッチンの横幅はいずれも270cmでした。ワイドカウンターキッチンは奥行き、103cmあります。ステップカウンターは奥行きが108cmで、キッチン側が70cm、カウンター側が30cmの奥行きになっています。私たちはワイドカウンターが良いと言うことになりました。色は・・・引き出し部分のみ、黒、赤、白がありますが、上面は白だけのようです・・・なんで全部白???いや、ここの部分は白でいいんですけどね。そして、高さは85cmのみだそうです。私たちは夫婦ともに身長170cmなので、ちょうど良い感じでしたが、奥さんの身長が低い場合には高すぎる気もします。

そして、以前もブログに書きましたが、水道の蛇口は伸縮可能でした!!

続いて、カップボードです。カップボードはi-cubeの時とは異なり、組み合わせができるようですが、複雑なので後日にしたいと思います。一つだけ、カップボードの上部の開き方ですが、変です(笑)!

上に開きます。これ、ブログなどを見ていると評判が悪いですが、私はそれほど気になりませんでした^^;

まあ、別にありかな~という感じです。別にこれがカッコイイ!とは思いませんが、大皿などを収納する際はむしろ便利かなということで、ありかなと思います。引き違いだと横幅はどうしても限定されてしまいますので大皿などが入れにくいので。。。

ただし!!触ってみて気がついたのですが、このドアの耐震留め具?がビミョ~です。この上に開くドアを開けようとしましたが、なかなか開きませんでした。まだ取り付けて1週間程度しか立っていないので調整不良と言うことも考えられますが、現時点で調整不良の留め具ってどうなの???デザイン優先???という疑念がまた沸き上がってきます。コツはこのドアを開くバーの左側または中央部分を持ってそっと開けることでした。っていうか、なんでドアを開けるのにコツが必要なんだ??と。今は調整不良ですみますが、10年、20年と使用し続けたとき本当に大丈夫なのか???という感じです。壊れて空かなくなるのが目に見えている気が・・・是非何とかして欲しいです。

さて、最後に行く前に。。。掲示板などで外壁タイルのサイズがばらばらで見た目が悪いなどと書かれていた外壁タイルですが・・・

そんなことは全くありませんでした。綺麗にサイズがそろった外壁タイルが並んでいました。このタイルと同じように施工してもらえるならなんら問題ありません。

さて、本日の最後です。ここからは私の主観です(ここまでも主観で
すが^^;)。私の変なこだわりかもしれませんが、i-smartをやめようかなと思うような箇所がありました・・・。っていうか、もう一条工務店にお願いすることさえ不安になるような部分に思えてきました。それは・・・

クロゼットです

まずは、i-smartのクロゼットの扉です。なんというか、せっかくi-smartで建てようという楽しい気分が一気に覚めるような衝撃でした。あまりの衝撃で写真が悪いです。まずはクロゼットの扉です

非常にわかりにくいですが、この扉1枚の幅が約90cmあります。2枚合わせて180cmです。そしてその扉が観音開きなのです!!!うねうねごろごろさんが撮影された写真の方がわかりやすいです(すみません勝手にリンクします)。

i-cubeの展示場をご覧になられた方はお分かりと思いますが、i-cubeではクロゼットの扉は折り戸で、しかも、その折り戸は左右に自由に動きます。折り戸であればドアの開閉に伴う前面部は90cmの半分の45㎝で済みます。しかし、i-smartでは観音開きで90cmもの扉が開くため、前面に90cm+人が立つスペースで約150cmのスペースが必要になってしまうのです。さらには別途があれば、使用可能な部屋の広さがかなり狭くなります。

それこそ、毎日開け閉めする寝室のクローゼットがこんな扉だったらと思うと・・・

正直i-smartは無理です。

というか、こんな扉を許容した一条工務店のスタンスそのものに疑念を持ってしまいます。有料でもなんでもいいから、i-cubeと同じ折れ戸をつけたいと思っても、「デザインが損なわれるから」採用できないというのです。正直余計なお世話です。私が建てて、私が生活する家のデザインは私が決めます。当然プロではない私では目の行き届かない部分があるので、プロである一条工務店にお願いするのです。しかし、明らかに生活に支障をきたすのに、生活するわけではない一条工務店にデザインが損なわれるなどと言われるのは本末転倒はなはだしいです。この扉を使用すると、断熱性が上がる、静穏性が上がる、冷房効率が上がる、収納効率がよくなる、そういった性能の向上があるなら、それは説明してもらえれば納得がいきます。しかし、デザインが損なわれるって???私には意味が理解できません。

営業の方も、設計の方も一生懸命家づくりを手伝ってくれます。間取りを決める段階では私が「こうしたい」という要望を言っても、「それは~という理由でやめたほうが良いです」と、私以上に生活者のスタンスに立ってプロとしてアドバイスもくれます。それなのに・・・本社?のスタンスがこれでは、やっぱり無理かもしれないと思えてしまうのです。

そして、このドアを開けるとまたまた、衝撃が・・・・

これがi-smartのクロゼットの内部構造です!!

って、ちょっと待ってください。。。。近所のホームセンターで買ってきたような網棚がいくつかついています。まだ、工事中な様で、2000円くらいはしそうな大きな網棚が下に置かれていますが、これならホームセンターで網棚を買ってくれば自分でできます。i-cubeのカタログにあったシステムクローゼットとは比べ物になりません。

i-smartってi-cubeのダウングレード版でしたっけ???坪単価が+2.5万円ではなくて、-2.5万円の間違い???と思えてしまうようなクロゼットの内部です。i-cube等で建設された他の方のブログを見ていると、6坪あたり1個+1個のクロゼットをいかに使い切るかということが話題になっています。私もi-cubeのシステムクロゼットを見て、非常に感心しました。しかし、i-smartのクロゼットならそんな無理をする必要はありません。押入れと変わらないですから・・・

そして、さらに聞いてみるとi-smartでは、i-cubeのように作りこんだキッチンのパントリーもつかないとのことです。。。

あ~、なんか一条工務店って家づくりに対するスタンスが変わっちゃったのかな、と思えて来てしまい、i-smartをやめるとかではなく、契約自体を見直すべきかとさえ思えてきてしまったのです。私は既に本契約をしています。契約を解除すれば数十万円のお金が消えます。頑張っていただいていた営業の方や設計の方にも申し訳ないです。しかし、家自体を作ってくれる一条工務店が、性能や機能を犠牲にしてデザインを優先するという姿勢に変わったのなら、仕方ありません。私の家づくりに対するスタンスと異なるスタンスになってしまったのですから。。。「家は性能」から「家はデザイン」に変わったのでしょうか??

一条工務店に決める前、一条工務店はデザインが野暮ったいというブログをたくさん見ました。しかし、調べていくと性能はどこのメーカーにも勝っている、ということもわかってきました。私は、デザインを無視するわけではありませんが、性能や機能を優先するという考え方で、そこに合致しました。当然デザインを優先した家づくりをしたい方も多くいらっしゃると思います。私は一条工務店が求め客層ではなくなったというだけのことなのかもしれません。

なんで、そんなにクロゼットにこだわるか?と思われるかもしれません。私はいろいろなハウスメーカーを見ている中で、一条工務店に決めた最後の決め手が、実はクロゼットでした。

当然、断熱性が優れていることやロスガード、全館床暖房などは決
め手にはなっていますが、最後の一押しがi-cubeやセゾンのクロゼットとキッチンンのパントリーだったのです。

正直、今のご時世ですと断熱性はどこのメーカーもアピールしています。吹付断熱材、高性能グラスウール、外断熱、内断熱等々、たくさん聞いてきました。一条工務店に行った際も同じように断熱性が優れているといわれても、へえ、と思った程度です。しかし、家の中をいろいろ見せてもらって、クロゼットの内部が非常に作りこまれていることに驚きました。そしてキッチンのパントリーも同様です。これらは、カタログなどでもあまりアピールされていません。でも、生活をする上では毎日使う部分です。コストを優先して、坪単価を安く見せかけるのなら、アピールポイントにならない部分など、作らなくてよいです。しかし、一条工務店では、見えない部分だけれど、住んだ人なら便利さがわかる部分を丁寧に作りこんでありました。そういう企業姿勢の会社なら安心して家を建ててもらえる、そう感じて一条工務店に決めました。

それなのに、ドアは観音開き、クロゼットの中身は空っぽ。クロゼットの中身が空っぽなのは、100歩譲ってコストダウンなので仕方ありません。しかし、生活するうえで重要なのに、以前はしっかり考えていたのに、見せかけのコストダウンのために削ってしまうという企業姿勢は私には許容不可能なのです。そして、デザインにこだわっているはずなのに、クロゼットのドアはどう見てもカラーボックスのホワイト・・・・

そういう部分でコストダウンを図るならば、当然見えない他の部分でコストダウンを図っているはずです。もともとシステムクロゼットなどなく、自由に稼働する折れ度など採用していないハウスメーカーであれば、それはそんなに問題ではありません。しかし、良いもの、使いやすいもの、をデザインやわずかなコストを優先させるためにやめてしまうというのであれば、それは話が違ってきます。企業として何を優先しているのかが見え隠れしてきます。そうなれば、他におかしな部分がないかと不安になってきます。そうなると、i-cubeで建てるということさえ不安になってきてしまい、契約自体が無理かもしれない、と思えてくるのです。

散々書きましたが、まだi-smartの仕様は固まっていないようです。今後見直される部分もたくさんあると思いますので、仕様が固まるまでは信じてみたいと思います。しかし、もしも、万が一そういう姿勢が続くようなら、いろいろと考え直さざるを得ないのかもしれません。i-smartに関しては、クロゼットやキッチンパントリーなど以外の部分は良い印象でした。途中で止めたくはありませんので、ぜひ何とかなってほしいと思っています。

ということで、微妙な内容で申し訳ありません。