一条工務店 i-smart:我が家のオプションPart3(普通でないオプション)

こんばんは。さすけです。

さて、Part1,Part2と我が家で採用したオプションを紹介してきました。これまで紹介してきたオプションは、かなり多くの方が採用したオプションだと思います。で、普通のオプションばかりだと書いていて飽きてきてしまいました。。。

そこで、本日は、我が家で採用した(お願いした)、不思議なオプションをご紹介していきたいと思います。「アホか」という突っ込みは無しでお願いします^^;

本日ご紹介する、我が家で採用したオプションの最初は・・・

10.壁補強:61800円
です。

いやいや、普通じゃない?

と思われるかと思います^^
確かに、壁補強は多くの方が採用されるオプションだと思います。
既に一条工務店で契約されている方ですと、上に書かれている壁補強の金額が高くかくない?と思われた方もいらっしゃるかと思います。

一条工務店では壁補強にかかるオプション費用は1間(180cm)あたり2000円強程度です。それが、つもりに積もって6万円オーバーです。。。

通常、壁補強は将来何かを掛けたり取り付ける場所に施工します。壁補強は石膏ボードの裏に木の板を入れることで釘やねじなどで何かを壁に固定できるようにするための補強です。

なので、壁補強をする場合は、この壁に何を掛けるか~、と考えておかなくてはなりません。

しかし、私はそれが面倒だったのです!
だって、この家には30年以上住むつもりです。30年の間には色々なことがあると思います。
どういう生活をしているか全く分かりません。突然、絵を飾りたくなるかも知れないし、棚を取り付けたくなるかも知れません。一方で、壁の補強は家を建てるときしかできません。やればできるのかも知れませんが、少なくとも1.8mの壁を2000円程度では到底補強してもらうことはできません。

ってことで、やれる所は全部補強しておいたらいいんじゃない?

と思ってしまったのです。ということで、我が家では外壁に面していないすべての内壁を補強すると言う方針にしてしまいました。

実際に補強範囲を見ていただくと1Fは

こんな感じです。補強されていない壁面は補強できないorエコカラットを張るためオプションによる補強が不要な範囲です。それでも1Fはリビングを広く取っているため壁が少なく、それほど補強面積は広くありません。

また、オレンジ色が天井補強、水色が床補強です。これはあとで説明します。
続いて2Fです。

なんだか、だいぶ赤いです。ほぼすべてが補強された状態です。これであれば、どこの壁でも釘を打つことができますし、棚を取り付けることもできます。

場所ごとに必要性を判断することはほとんどしていません。壁補強の考え方は、床から天井高までの壁面を幅1.8m補強するのに2000円強となりますが、補強する壁の合計を1.8mで割って2000円を掛けることになります。ようするに、90cm幅の壁を4箇所補強するのも、1面で3.6mの壁を補強するのも同じ金額なのです。そういう計算なら、壁を1箇所ずつ検討していくよりも全部補強してしまったほうが手っ取り早いと考えた次第です。。。

ただし、外壁に沿う壁面はできる限り補強しないようにしました。と言うのも、外壁面に下地材を付けるためには断熱材を掻き込まなければならないそうで、わずかとは言え断熱性能が落ちてしまいます。使うか使わないか分からない壁補強のために断熱性能を落とすことはしたくなかったので、外壁面は必要な箇所のみを壁補強しました。

例えば、テレビボード全面の両脇は、プロジェクター用のスクリーンを取り付けることを考えたかったので、外壁面ではありますが補強しています。

11.床補強:12000円

次に、我が家では1箇所だけ床補強をしています。
床補強は1畳あたり6000円程度です。我が家ではピアノを置く場所だけ補強しました。ピアノは200kg~250kg程度ですから、一条工務店(建築基準法?)の基準である、1点加重で1箇所50kgを超えると敷板が必要で、100kgを超える場合は床補強が必要と言う基準で考えたとき、敷板を強いておけば問題のない重さです。

しかし、長期間その場所におかれ続けたときどうしても床がたわむのではないかと思い、念のためにピアノの下は床補強をすることにしました。

12.天井補強:13300円

続いて、天井補強です。天井補強は現在・将来に何かを吊す場所に施工しました。

まずは吹き抜け部分の天井補強を見てみます。


吹き抜け中央にあるシーリングファンを取り付ける箇所については、天井補強が必要ですから補強しました。

テレビボード上部は、プロジェクター用のスクリーンが壁で支えるタイプが手に入らなかった場合に、天井から吊り下げることができるよう天井補強をしました。

そして、吹き抜け北側は2Fホールと高さ130cmの壁でつながっていますが、その上部を補強しました。我が家は1Fリビングと吹き抜け、吹き抜けから連続した2Fホール、階段、玄関までが連続した空間になっています。

一条工務店の家は断熱性が高いことが売りです。そのため、冬は全館床暖房なので心配していないのですが、夏は1Fリビングのエアコンでこれだけの空間を本当に冷房できるのか自信がありませんでした。できることなら、全館冷房を実現したいとは考えているのですが、実現できるか自信がありません。

そこで、もし全館冷房がうまくいかなかった場合、吹き抜けと2Fホールの間に断熱スクリーンなどを取り付けてリビングのエアコン効率を上げたいと考えました。そのため、この部分を天井補強しておくことで、将来必要に応じて断熱スクリーンを取り付けられるようにしました。

続いて、キッチンカウンターの上部も天井補強してあります。


ご存じの通り、i-smartでオープンキッチンを採用した場合キッチンカウンターの上には収納が付けられません。しかし、私はこれまでシンク上に収納のない家に住んだことがありません。本当にキッチンの上に収納が無くても大丈夫なのかについて自信がありませんでした。

そこで、将来キッチンの収納が足りないといった自体に直面した際に天井に取り付ける形で収納を取り付けられるように天井補強をすることにしました。

また、収納を取り付けることまではしないまでもこうしておくことで、キッチンが見えないように壁を付けたり、ちょっとしたキッチン用品をつり下げておくためのステンレス製の棚などを天井からつり下げる形で取り付けることが可能になります。しかも、補強されているので天井の柱を気にせず自由に取り付けることができるのです。

ただし、見られても良いように吊り下げるのはかなり難しいかもしれませんが・・・^^;

以上が、我が家の壁・床・天井補強です。ちょっと普通では無いかもしれないので、あまり参考にならないかも知れませんが次回はもっと役に立たないオプションのご紹介をしたいと思います!大半の方にはまったく役に立たず、しかし、私が一番こだわった場所についてご紹介したいと思います。