こんばんは。さすけです\(^o^)/
プーケット&ピピ島、ついでにソウルによって帰国しました。誰も読みたくないでしょうが後日アップします\(^o^)/
さて、帰国翌日打ち合わせがありました。。。
遂に着手承諾完了です!!!
着手承諾では大量の実印を押しまくってきました!もうね。途中に借用書を挟まれても分からない位に押しまくりです^^;
仮契約が2011年6月末頃でしたから約9ヶ月かかってしまいました。当初の予定では無謀にも12月末上棟、4月頃引き渡しの予定でした^^;
あとは、ローンの手続きをして10月の引き渡しを待つだけです!
さて、せっかく着手承諾をしたのでここまでのまとめとして、一条工務店を選んで良かったことと悪語ったことを書いておこうと思います。今回は良かったことを書いてみます。
良かった点
まずは、良かった点です。
1 宿泊体験 & お宅訪問
1番目はやはり宿泊体験です。これは非常に参考になりました。宿泊展示場と言うことで坪数も40坪弱と私が建てる予定のサイズとほぼ同サイズの住宅で非常に参考になりました。
私達夫婦は、この宿泊展示場で見た吹き抜けがものすごく気に入り、我が家にも絶対に吹き抜けを付けるぞ、となりました。
これから一条工務店で建てようか考えている方は是非宿泊体験をお勧めします。また、宿泊体験をされるならば冬がお勧めです。
2 打ち合わせ期間を束縛されなかった点
次に、打ち合わせの期間を強く束縛されなかった点は非常に良かったです。全く急かされなかったわけでは無いのですが、強行に急かされることはありませんでした。
実際には急かされることもありましたが、私が拒否することでそれを許容してくれた点は私にとって非常に重要でした。 このあたりは、こちらや、こちらに書いてあります。
ただし、企業としては顧客に早く家を建ててもらわないとコスト増になると言うことも理解できるので、急かす気持ちも分かります。また、企業としては営業の方に何日という目標と報酬をセットにした対策を取っていると思うので、不必要に長い時間をかけるのは良くないのかも知れません。
3 数値を公開する姿勢
これは、私が家を建てようと思ってハウスメーカーをまわる中で非常に不満があった点でした。多くのハウスメーカーの営業の方は「実績があるので快適です。」、「住めば良さが分かります」などと抽象的なアピールばかりをしてきました。あげくは
「 数値に表れない快適さがあります」などと説明されました。
しかし、住んでから「やっぱりダメだった」ではたまりませんし、「実績」が全てならば、新しいハウスメーカーはこれ以上良い家を建てることができません。数値に表れない快適さは確かにあると思いますが、数値に表れない快適さをアピールするのは、数値で表せる快適さを十分に満足してからの話と思います。
そこで、私は数値を非常に重視しました。C値やQ値、電気代、壁の厚さ、グラスウールの厚さと密度、などをできるかぎり数値として見せてもらうようにしました。数値があれば他社との比較も容易になります。
数値情報の開示という点では、私がまわったハウスメーカーの中では、一条工務店が最も優れていたように思います。Q値の計算のようにお金がかかるケースもありましたが、こちらが数値を求めるときちんと数値を開示してくれましたし、Q値などの計算方法もきちんと情報提供をしてくれました。
私が数値にこだわったのは、別に他社比較をするためだけではありません。
数値を開示すると言うことは、企業を倒産に追い込みかねないほどの大きなリスクであると考えているためです。数値を開示できるハウスメーカーとは、そのリスクをきちんと取っていると考えることができ、高く評価しました。
なぜ数値を開示することが企業にとって大きなリスクかというと、数値さえあれば家が建った後に、開示された数値通りの性能になっているかを検証することが可能になるためです。
このことは、非常に重要です。「うちのハウスメーカーで家を建てれば快適な生活を保証します」と言われて、実際は快適でなかったとしても文句の言いようがないのです。
対して、Q値はX W/㎡・K、コンクリの厚さはY mmというように数値があれば、家が建った後に検証可能になるのです。当然、理論値と測定値には誤差はありますが、それでも大きくはずれていれば、「何がどれだけ違っていたか」を言うことを論理的に説明可能になるのです。
Q値の測定などは確かに面倒ですが、それでも測定可能です。様々な厚さなどは簡単に測定できます。
数値をきちんと開示することができるというのは、その数値を後から顧客が検証しても数値を満足することができるという自信がなければできないと思うのです。
万が一、当初の数値と実際の測定値が大きくずれていることが起これば、大企業でも倒産してしまいかねません。極端な例ですが、過去には耐震偽装のような問題で、計算された数値と実態の乖離(このケースでは偽装)が結果として複数の企業を倒産させました。
耐震偽装は法的に義務づけられた数値を偽装したことが原因でしたが、法的な義務が無い数値であっても、家が建った検証した結果、数値が当初の提示した数値と大きく乖離していて、それを顧客が知ればそのようなメーカーでは家を建てなくなってしまいます。
このように考えると数値を開示することができる企業というのは、その数値をきちんと管理するための品質管理体制を保持していなければできないと考えています。
当然、いわゆる中堅以上のハウスメーカーであれば内部的品質管理基準は全て数値で持っているはずです。 これは担当してくれた営業の方の考え方や知識に寄るところが大きいのかも知れませんが、 一条工務店以外のメーカーで様々な数値をその場で提示したり調べてきちんと対応してくれたメーカーはありませんでした。
そのため、一条工務店が数値情報や計算方法をきちんと顧客に開示してくれるということは、その数値に自信をもっていると考えられます。私の判断基準の中では、この点は非常に重要でした。
そして、それらの数値が実際に妥当かどうかを多くのブロガーの方が様々な実験などで検証されており、数値が満足されてきたというのは私が一条工務店を選択する上での大きな決め手の一つになりました。
もしも、これから家を建てようと思っている方がいらっしゃいましたら、どのハウスメーカーでも数値情報をきちんと出してくれるかは確認すると良いように思います。数値の意味が分からなかったとしても、問題が起こったとき専門家に相談すれば良いのですから。。。