家造りお金の失敗~現金がない!

こんばんは!さすけです。

昨日、無事退院しました\(^o^)/
ご心配いただいき本当にありがとうございました^^;;

先日は、住宅ローンにおける生命保険の空白期間について書きましたが、本日はもう一つお金にまつわる話を書きたいと思います。

何を書きたいかというと、最近気がついた(気がつくのが遅すぎ^^;)、「我が家のお金の失敗」について書きたいと思います。別に私が使い込んじゃったとかじゃないですよ^^;

何が失敗だったかというと、端的に言えば資金ショート(現金不足)です。

変な風に受け取らないで欲しいのですが、我が家は「オーバーローン気味」でもなく、頭金も一般に考えられている程度(住宅価格+土地合計の20%程度)に準備していました。なので、おそらく比較的余裕を持って家造りをしていると思っています、いや思っていました。

が、気がついてみると手元の現金が足りないのです!!

なんで、こんなことになったのか?について考えてみたいと思います。
いや、それほど深刻ではないのですが、場合によっては深刻にな状態に陥ってしまう方もいると思うので、皆さん気をつけてくださいね!と言う意味で書きたいと思います\(^o^)/


まず、ここでは話を簡単にするためと私の恥をさらさない?ために、住宅価格や土地価格をわかりやすい仮の数字に置き直します。

・ 住宅取得にかかる費用
* 土地の値段:1000万円
* 住宅価格:3000万円
* 外構費:200万円
* 新築に使う家電・家具:200万円
合計:4400万円

細かなものはおいておくと、ざっくりこのような支払いが必要になります。都内だったりすると土地の値段の方が高くなったりすると思いますが、私が住む地域などだとだいたいこんな感じと思います。

・ お金の準備状況
で、ローンを使ってお金を準備した状況(何度も言いますが実際の数値とは若干違いますよ)

* 頭金1000万円
* 住宅ローン(フラット35)3500万円
合計:4500万円

といった感じで、資金を準備することにしました。これだけあれば予算通りにことが進めば100万円は余るはずです。

住宅ローンも、フラット35Sエコの場合、借り入れ可能額は住宅価格+土地の価格の合計4000万円がマックスですから、必要な費用+α程度を借りました。

これだけ見ると、特に問題は起こらなそうに思いますよね?

でも、実際には問題が起こったのです。。。

時系列で必要な決済をまとめてみます。

青地:土地代金決済 赤字:住宅支払い 紫:その他

2011年6月 一条工務店契約金(100万円)
2011年9月 土地代金決済(1000万円)
               一条工務店預かり金(80万円)
2012年4月 着手金 900万円
2012年6月  上棟金1000万円

2012年9月 家電・家具購入:200万円
2012年10月 引き渡し1000万円
2012年10月 外構費用支払い200万円

このような支払いが発生することになります。

問題は、土地の代金決済(2011年9月)から引き渡しになる2012年10月までまるまる1年の時間が空いている点です。

土地の資金を決済する方法としては、
* 手元現金で決済してしまう
* 土地の費用をつなぎ融資にする
という2通りの方法法が考えられました。

つなぎ融資の金利は約2%です。仮に1000万円を借りると1年で20万円の金利支払いになり、バカになりません。

ということで、私は「全額現金決済」を選択しました。これが間違いでした^^;
もうおわかりですね。当初予算の頭金として準備した現金が0になってしまったのです。

なぜこんな判断をしたのかというと?

・ フラット35Sエコでは一定の条件を満たせば現金で購入済みの土地代金もローンに含めることが出来るので問題ない
・ 一条工務店に支払う家の本体価格等に付いては、つなぎ融資を使用するので問題はない

と安易に考えました!!

フラット35Sエコが実行されれば3500万円の現金が手元に入ってくるわけで、そこから一条工務店のつなぎ融資分3000万円を返済しても手元に500万円が残りますから、全く問題有りません。

しかし、考えてみれば当たり前ですが、融資が実行されないことには、家電や家具の購入費、外構費用の合計400万円を支払うことが出来ないのです!!
そして、融資が実行されるのは引き渡しを受けてからしばらくしてからなのです。。。

ということで、引き渡しを受けるまでの間現金がなくなってしまいました。。。

外構については、引き渡しを受けてからじっくり考えた方が良いと思い、融資が実行されてから考えることにしました。
でも、「家具や家電」は家が建つ前に支払いが必要になります!!

いや、当たり前ですよね^^;;ということで、ただいま現金が不足してしまいました!!仕方ないので、家具などはローンを使って購入するか?と考えています。もちろんフラット実行後に全額一括返済してしまいますが。。。

* このような問題に直面しないためにどうすべきだったか?
このような現金不足に陥らないようにするためには、土地を決済するときに「手元に現金があるから」などと余裕を見せずに、つなぎ融資を使っておくべきだったと思っています。

何も全額つなぎ融資にする必要もなくて、仮に500万円のつなぎ融資を使っていれば、手元に500万円の余剰資金が生まれるわけですから、今回の問題は生じませんでした。

住宅ローンを組むことにした最初の頃は「総額」で物事を考えてしまっていて、時系列で見たときに支払い実行日の概念がありませんでした。また、「手元現金」という考えもなかったように思います。

今回の話は損得、で考えた場合、私の選択は結果的に「得」ではあったと思います。それは、現金をなんとか融通できたこと、と、仮に家具などをローンで組んでもたいした金利支払いにならないためです。

でも、もしもう一度同じことをしたいかと言われたらノーです。お金の心配はしたくないです。

なので、これから土地を取得したりローンを組まれる方は、「融資実行日までに必要な支払いと手元現金」について確認されるのが良いかと思います\(^o^)/