こんばんは。さすけです^^
今から出張!
大阪までなんですが、天候の関係で飛行機が遅れそうなアナウンスが。。。
と、それはどうでも良くて、我が家の基礎は現在、水たまり状態なのです!
一応、私が楽しそうなのには分けがあって、だってですよ。前回も書きましたが、これって10年とか立ってから見つけたら、かなり悲惨です。でも、幸いにして1年目、しかもこれから夏になってカビが繁殖してしまう前の段階で見つけられたので、全く被害は生じていないため、その安心感から楽しくなってたりします^^;
ということで、6月17日夜に改めて基礎に潜ってきました\(^o^)/
下記はあくまでど素人の私の見解であって、今後変わってくる可能性が大いにある点はご注意ください。
先日の我が家の基礎探検では、キッチン床下収納部分から少し潜っただけで、結露箇所を遠方から撮影しただけでした。
そこで、本日の第2回探検では、昨日発見した結露箇所に対してもう少し近づいて、具体的な水の発生状況を確認することにしました。
探検開始前にも監督からメールをもらっており
・ 結露が発生する場合でも、断熱材の部分まで結露したのは初めて見た
・ 壁内についてはソフトホースで施工されているので、結露はないと考えられる
というような内容をいただきました。
我が家の都合で確認は週末になってしまうため、監督は私が撮影した写真しか見ていない状態です。念のため。
今回の探検の目的は
1. 水漏れが結露によるものなのか、ドレン管の水漏れによるものなのか?
2. 断熱材を巻いた配管にも結露が生じているのか?
3. 水漏れの範囲がどこまでなのか?自分が見ている区画だけなのか?
4. 結露であった場合、壁内に結露している可能性はあるか?
の4点を確認することを目的としました。
0. 現在の基礎の状況
相変わらず水たまりができた状態です。。。1日で乾くわけはありませんね。
で、潜っていて気になったのが、昨日は初めてでテンションが高かったため気がつかなかったのですが、コンクリ面に苔?状のものが生えていると思われました。これは目視では分からないのですが、素手で基礎に入っていましたので、手の感触としてちょうど河原の石のように「ヌルッ」とした感触がありました。やっぱり、長期間放置して良いことはなさそうです。
1. 水漏れが結露によるものなのか、ドレン管の水漏れによるものなのか?
これが最も重要です。昨日の調査では、結露なのか、ドレン管からの水漏れであるのかがはっきりしませんでした。
これをはっきりさせるためには、水がしたたっていたドレン管まで近づいて観察する必要があります。
ということで、若干ヌルりとした床をずりずりと歩伏前進で進んでいきました。どうでも良い話ですが「ほふくぜんしん」は「匍匐前進 」って書くんですね!でも読みにくいのでブログでは歩伏前進で行きます^^;
基礎部分は狭く、かつ配管がところどころに走っているためたどり着くのに苦労しましたが、
昨日の写真↑の配管の根元までたどり着きました!そこで撮影したのが
↑の写真です!
結露で間違いなさそうです。完全に配管が汗をかいています。
ということで、素人判断ではありますが、基礎の床の水たまりは結露によるものであろうと思います。
結露でなく、水漏れであるとするならば、これよりも上部で水漏れが起こっているはずであって、その場合、基礎に水をためるほどに水がしたたっているならば、このように汗状になるのではなく、水滴が上から下に向かって流れたような痕跡ができるはずです。よって、この写真から結露であると判断しました。
2. 断熱材を巻いた配管にも結露が生じているのか?
実は今回、これがかなり気になっていました。
pan>というのも、別に一条工務店に限らず、どこのハウスメーカーで家を建てても、エアコンの冷媒管は隠蔽配管をする限り基礎部分を通しているはずです。そして、冷媒管には断熱材が巻かれているのが普通のことと思います。
ということは、通常、断熱材を巻いていれば結露しないようになっていると思われるからです。
しかし、昨日の写真では断熱材にも結露の水滴がついていました。
仮に断熱材に結露水が付着するならば、この問題はどこの家でも発生する問題と言えるので、既に対策が取られていて当然ではないか?と思ったのです。
まず、第一に昨日撮影した断熱材付きの冷媒管は、上記写真のドレン管と同じ場所から出ているものでした。よって、冷媒管が結露したのか、ドレン管の結露水が冷媒管の方に流れていったのか、判別が難しい状況にありました。
そこで、ドレン管とは独立していて、かつ他の場所から水滴が落ちてくるはずのない場所にある冷媒管を確認しました。
それが下の2枚の写真です。
ご覧になっておわかりの通り、断熱材が巻かれた冷媒管が単独で結露している状況が分かりました。
2枚目の写真なんて、水面に配管が映るぐらいに水がたまっていますし^^;;;
さらに、上記2枚目の写真は、昨日まで確認していた基礎の区画とは異なる区画の写真になっています。そして、この区画にはぱっと見る限り、冷媒管しかなく、ドレン管が存在しないのです。
すなわち、上記の水は冷媒管に生じた結露水が貯まったものと推測できます。
よって、少なくとも我が家の基礎内においては「断熱材を巻いただけでは結露が発生し得る状況にある」と言えそうです。
これって結構やっかいな問題です。。。対策方法が1つ限定されてしまいました。。。。2重巻きにするという手もあるのだとは思いますが。。。
3. 水漏れの範囲がどこまでなのか?自分が見ている区画だけなのか?
さらに探検をして、いったいどこまで基礎内に結露が生じているのか?というのを確認してきました。
調べていった結果、我が家の基礎図面上に水のたまり状況をマップすると下記のようなかんじになりました。
基礎の内部はいくつかの区画に分かれていて、区画ごとに状況が違っていることがわかってきました。また、区画によって状況がかなり違っていることも分かってきました。
まだ、全部を確認できてはいないですが、かなり広い空間に結露水が侵入している状況がわかりました。
* 基礎に潜る際の注意?
誰も潜らないよ!というツッコミは置いておいて、潜る際の注意事項です。
というか、潜らない方が良いと思います。
上記で、未確認箇所ができてしまったのは分けがあって、上図左側の区画まで進んだのですが、その周辺はかなり狭いため床面ぎりぎりまで顔を近づけて歩伏前進で進んでいました。
そこで、若干の硫黄臭がして頭痛と吐き気を感じるようになりました(-∀-;)
私は普段ま~~ったく運動をしていないので、そのせいという可能性も大いにありますが^^;もしかすると、汚水管等の圧力弁などがついていて、そこから下水で発生するガスが若干漏れ出ている可能性があるのではないかと思い、引き返すことにした次第です。。。
部屋に戻って30分くらい休んだらもとにもどったので、特に問題はないですし、基礎部分は換気用の隙間もあるので、仮に有害な何かであっても濃度は低く健康を害するようなことはないので、問題はないのですが、この記事を見て自分も潜って確かめよう!などと思って万が一にも倒れられたら大変と思い、念のため書いておきます^^;;;
硫黄系の臭いは家の外にある汚水マス等から入ってくることもあるので、どこから来たのかは本当に分かりません。また、気のせいという可能性もあります。ただ、学生時代に有害ガスも含めて色々な臭いをかがされてきた?^^;ので、何となく硫黄系の臭いがしたらとりあえず逃げておこうと判断したした次第です。。。ちなみに一番危なっかしいのはシアンガスなんていうのもありました^^;;もちろん、人体に影響のない濃度ですよ^^
ということで、どうしても基礎に潜る場合はなんらかの換気対策を施した上で潜ることをお勧めします、というか潜ることはお勧めしません^^;;
4. 結露であった場合、壁内に結露している可能性はあるか?
話が脱線しました。最後です。
私が一番いやなのが、壁内結露です。
壁内は実際に見ることができないため、様々な外形的な事実から壁内結露の可能性を探っていくしかありません。。。。
監督からのメールにあった「断熱性のあるソフトホース」で施工されているため、壁内はおそらく大丈夫だろう、というメールを受けていました。
上記のように、建築時に撮影されていた我が家の写真で説明を送ってくれました。
確かに通常の塩ビ管ではなく、壁内は断熱系のホースで施工されているようでした。
しかし、この予想は基礎部分に関しては、外れてしまいました。。。先ほどの写真ですが
床内に続くソフトホース(手前の配管)周りにも結露が生じていました。。。
このことから、我が家の基礎部分に関してソフトホースの持つ断熱性能では結露を防止できていないと言えそうです。
もちろん、室内の湿度は基礎部分よりも低いはずなので、これをもって壁内の結露が生じているとは言えません。ここで言えることはあくまで基礎内部ではソフトホースや冷媒管に巻いてある断熱材では結露を防止できないということまでです。また、このような結露がどの程度の頻度で起こるのか、他の家で起こるのかはまったく分からない状況です。
しかし、逆を言えば、現状ではソフトホースや、冷媒管の断熱材で壁内結露を防止できている、とも言えないのです。。。このあたりをどうやって確認すれば良いのか。。。悩みます。一条工務店がバシッと問題ないことを示してくれるのを待つことにします^^;が、多分その前に気になって色々はじめてしまいます。。。^^;;;既に一つアイデアが(゜∀゜)
壁内結露の可能性については今後さらに検討が必要な課題として今回も積み残しとなりました。。。
* 第2回のまとめ&思いつき
ということで、今回基礎に潜って確認してきた範囲で、我が家の現状は基礎内部で、冷媒管&エアコンドレン管まわりに結露が生じ、基礎内部が水浸しとなったことは間違いなさそうです。そして、冷媒管とドレン管に断熱材が巻いてあっても結露している、ということも確認できました。
これがどの程度の頻度で発生し、また、我が家以外で頻発する問題なのかは不明です。
ただ、インターネットで「床下 結露」で検索すると結構な数の事例が出てくるので、決して希な事例ではないように思います。単に気づかないだけではないかと思います。
また、基礎の区画ごとに水たまりの状況が違っており、1区画だけを確認して大丈夫と判断することはできないと言うことも分かりました。昨日は点検口から頭を突っ込んで確認したら分かる、みたいなことを書きましたが、その区画は大丈夫でも他の区画で水がたまっている可能性は否定できません。
じゃあどうやって確認すれば良いのかは分かりません。。。。毎月第一日曜日は基礎探検の日!とかやるわけにも行かないので、難しいです。。。こう言う場合は理論上結露が発生し得ないことを証明し、それに合致した施工をして貰うしかないのだと思います。というか、現状がそうなっているのだとは思いますが。。。我が家に何か特殊な条件があるとは思えず、なぜ我が家で発生しているのか全く不明です。
ただ、現時点で私の所に同じ状況ですと行った話はコメント、メッセージ含めてありませんので特殊な条件で生じた問題という可能性も高くなっています^^
現状の問題を解決する方法としては、第一は結露の発生を抑制する対策を行うしかないです。
ぱっと思いつく対策は
① 断熱材の巻き増し?
② 基礎内の換気効率を上げる?
③ 基礎内の温度を上げる?
④ 床下に床下調湿材(マジカルファイン等)を敷き詰めておく?
などの方法が考えられます。①は現状の断熱材で結露を起こしているためどこまで断熱材を増やせば良いのか分かりません。②は建築前であればできるかもしれませんが、建築後の住宅では換気扇を付けることなども難しいように思います。③の方法としては、基礎面に吹きつけの断熱材を巻いて基礎内部の温度が結露を起こさない程度の温度になるようにするという方法もありますが、熱源がなければやっぱり温度は下がってしまう?ような気もします。
④については、ネットを見ていて、住友林業のお宅で我が家と同じように基礎に水たまりができてしまったお宅があり、そこで取られて居た対策です。住友林業は基礎結露対策として住友大阪セメントが販売しているマジカルファインを床下に敷くということを行ったようですので、一定の効果は期待できるのだと思います。ただし、これは基礎コンクリートからの蒸散による水たまりでしたので、我が家のように常時水が供給される環境では、どの程度の効果が得られるかは不明です。
水の発生源の対策を行った上で、追加的に行うのが良いように思います。世の中には床下調湿材などというものもあるようなので、こういった対策も一つかも知れません。。。
というか、書いていて思ったのは、結露の発生条件を確認しないとダメですね。。。配管の温度は触った感じではそれほど低いようにも思えず、なぜあれほど結露しているのかもよく分からないのです。
配管温度が一体何度であれば結露してしまうのか、このあたりを明らかにする必要がありそうです。これは次回やってみます。それが分かれば上記の①+④の対策でいけそうな気がしてきました。これなら追加コストが一番安く、かつ家自体を破壊することなく行えそうな気がします。
と、以上はあくまで素人考えであって、一条工務店がもっと良い案を出してくれることを期待しています\(^o^)/(←毎回むちゃぶり^^ いや、無茶じゃ困るんですよ^^;;)
壁内については対策が皆目見当がつきません。。。というか、結露していないのが一番ですが。。。
ふと思ったんですが、この記事のタイトル「一条工務店リアルタイムトラブルシューティング」とか書いておきながら、自分で勝手にトラブルシューティングしているような感じになっていますが、それはご愛敬と言うことで^^;;だって、基礎が水浸しになっている家は一条工務店の家じゃなくて、私の言えな分けだし、自分でできることは自分ですべきかなって思って^^;;;
次回は、上記を受けてもう少し理屈っぽく考えてみたいと思います。