こんばんは。さすけです。
一条工務店の家は、網戸がオプションになっていることはご存じの方も多いかと思います。
網戸のオプション価格は決して安いものではなく、たかが網戸?のくせに我が家の場合で131800円(税抜)もします。。。10万円(゜ロ゜)
網戸ですよ。網戸。。。網戸が13万円以上もするってなると。。。悩んでしまいますよね。。。
我が家は網戸を採用していますが、網戸を付けた方が良いと思うか?付けない方が良いと思うか?と聞かれたら、迷わず
網戸は付けた方が良い
と答えます。。。
と言うことで、住んで1年半、網戸がどういう場合に必要だったかについて書いてみたいと思います\(^o^)/
一条工務店のオプション網戸の値段
一条工務店の網戸の値段は、1枚いくらではなく、一条工務店得意の?施工面積1坪あたりいくら、という値段になっています。
窓の数が多かろうと少なかろうと網戸の価格が変わらないのです^^;;ドンブリカンジョウ!
我が家の施工面積は43.96坪でした。
網戸の価格は131800円でしたから、1坪あたりほぼぴったり3000円という計算になります(2012年4月時点)。
ここで、勝手口の網戸は上記料金に含まれておらず、別オプションです。確か1万円以上はしたと思いますが、我が家は付けませんでした。これについては、失敗だったかな~と思っています。
こう聞くと、なんだか高いのか安いのかサッパリ分かりません。
ということで、我が家に着いている網戸の数を数えてみました。
- 押し開き窓用ロール網戸:7枚
- 引き違い用網戸:11枚
合計18枚の網戸がありました。
大きさの違いなどがあるので、非常にざっくりですが網戸1枚当たり7322円という計算になります。
楽天などで通常の引き違い用の網戸の価格で、
網戸(戸車付)を1枚から希望寸法でオーダーメイド。最短翌日出荷が可能。 窓用アルミ網戸【網…
価格:8,034円(税込、送料別)
1枚当たり、8000円程度、ロール網戸は引き違いに比べて小型ですが、価格はやっぱり1枚当たり8000円程度でした。
ということで、一条工務店の網戸の価格は、まあ、そんなものなのかな?という感じがします。
ただ、枚数が多いし、大量生産で大量仕入れを出来るのだからもう少し安く出来るんじゃないかな~なんて思ったりもしますが。。。
自分で後から購入するつもりならば、最初から付けておいてもらった方が良いかも知れません。
そもそも網戸は必要?
営業さんなどは、よく「一条工務店の家は高断熱高気密なので冬は暖かで、夏も冷房を弱運転でも快適に過ごせますよ~」という話をします。
そんなに快適な家ならば網戸なんて使う機会あるの?と思われるかも知れません。。。。
一条工務店の家は確かに冬は暖かいですし、夏もエアコンを弱運転でも十分に涼しく快適に過ごすことが出来ました^^
んが!実は。。。春が暑いのです。。。
春って、気持ちの良い季節です。外は湿度も高すぎず、温度もちょうど良い位です。
そんな快適な春の陽気の中、一条工務店の高断熱高気密の家の中は、、、、真夏とまではいきませんが、エアコンを付けないと暑くて寝にくい程度に暑くなります。
温度計のデータを見てみると、外気温が20℃ちょっとの快適な陽気の中、リビングの温度は28℃を超えていることがあります。。。
28℃の室温はじっとしていても、じんわり汗ばむ感じの温度です。。。
なんでこんな事になるのか?というと、日中に温度が高くなるのは主に日射しの影響です。
こうなると窓を開けずには居られません。。。網戸がなければエアコンを付ける以外に温度を下げる方法がなくなってしまいます。。。。
春であれば窓を開ければ快適な温度の空気が入ってきますので、すぐに室内の温度も快適な温度になります。
そんなことから、やっぱり網戸はあった方が良いと思います!
侮れない家電の温度!オール電化住宅+高断熱高気密のコンボ攻撃!
一条工務店の高断熱高気密の家では、春の室温が高くなることはある意味、断熱性の高さから仕方ないことと思うのですが、それにしても結構困ってしまうことがあります。
春の陽気の5月、一番室温が高くなるのって何時頃だと思いますか??
答えは。。。
我が家の最高室温は深夜2時に更新されます^^;
え??なんで深夜??
と思われるかと思います。昼間であれば日射の影響もあるので暑くなることは理解できます。
しかし、深夜2時に暑くなるとか意味わからないですよね?
これはオール電化住宅特有の問題と思います。
オール電化住宅では、深夜の電気代が安く設定されています。
そのため、我が家では
- 食洗機
- 生ゴミ処理機
- 洗濯乾燥機
の3つはほぼ毎日夜11時から稼働させるようにタイマーセットして使っています。
食洗機は食器を洗っている間はそれほど外に熱が出てくることはありません。しかし、食器を乾燥させる段階では熱風が吹き出てきます。
そして、生ゴミ処理機も数時間で生ゴミの水分を飛ばし、乾燥モードに入って熱風を吹き出します。
さらに、洗濯乾燥機は、1時間程度で洗濯を終えて乾燥モードに入って熱風が吹き出してきます。
主にこの3つの熱源によって、深夜2時にちょうど室温のピークがやってきます。。。
春先の深夜の外気温は10℃前後でしょうから、断熱性がない家であれば家電が発する熱はすぐに外に逃げてしまいます。しかし、一条工務店の家は、高断熱高気密のため、室内で発生した熱は外に逃げることなく、室温を上げることになり、深夜2時に最高室温を記録することになってしまいます。。。
ある意味、オール電化住宅と高断熱高気密住宅のコンボ攻撃?状態で、5月には寝苦しい夜、を迎えてしまいます。
窓を開けて寝るのは防犯上良くありませんから、5月になったばかりなのにエアコンのお世話になるは目になってしまっています。
これは住んで見てから気が付いた事ですが、一条工務店の家は、夏と冬は得意ですが、春は苦手なように思います^^;
高断熱高気密住宅というのは、自然と共生して快適な家を実現するのではなく、エネルギーを使って強制的に快適な家を創り出しているんだな~と、思ってしまいます。
網戸は付けておいて損はない?でも付けなくて良い家もあるのかも?
ちょっと話がそれましたが、網戸が必要なのは主に春と秋と思います。
冬でも、夏でも窓を開けなければ気が済まない!と言う方は網戸が必須なのはもちろんですが、外の気温が快適な季節は、わざわざ電気を使ってエアコンや暖房を使わなくても快適な空気を取り入れることができるので、長期的な電気代などを考えても網戸を付けておくことをお勧めします。
ただ、場合によっては網戸が不要な家もあると思います。窓を開けて網戸を活用するのは主に春と秋と思います。
で、春と言えば花!、花と言えば花粉の季節です!!
一条工務店の家は、窓を開けなくてもロスガードが強制的に換気をしてくれます。
そして、ロスガードは外から空気を取り込んだ際には、フィルターを通した空気を室内に送り込んでくれるので、花粉症を軽減してくれる可能性があります。一方、網戸はフィルターなど通しませんから、花粉が思いっきり室内に侵入してきてしまいます。
そう考えると、春はスギとヒノキ、秋はブタクサ、と全部の花粉症を持っているような方は、網戸を付けない方が良いかも知れません^^;;
ただ、しばしばロスガードは花粉を99.9%カットします!見たいなことを言われている方がいらっしゃいますが、これはロスガードの性能ではなく、フィルターの性能と思います。フィルターにがっちりと目張りをしてそくていすれば、そりゃ99.99%だって花粉をカットできると思いますが、ぶっちゃけそんなにがっちりした作りにはなっていないと思うので、あまり期待しすぎるのではなくそこそこ軽減できる位に思っておいた方が良いのかな~なんて思っています。これは、流行の?PM2.5についても同じです^^;
PM2.5が入らないようなフィルターは空気の通過率が悪いので、隙間から空気が入ってくる量が増えるので、相当に厳密に作られた装置で無い限り、限界があります。
室内の花粉やPM2.5がどうしても気になるという場合は、ロスガードに期待しすぎずに空気清浄機を使用するのが良いと思います。ロスガードは外の空気を1回しかフィルターに通せませんが、空気清浄機であれば同じ空気を何度もフィルターに掛けられるため、花粉やPM2.5の補足率は高くなります。
また、話がそれてきてしまいました!!ということで、網戸はあった方が良いと思います\(^o^)/