こんばんは。さすけです\(^o^)/
我が家のシーリングファンはDCモータータイプのものを取り付けてあり、あまりシーリングファンのことを書かれている方がいらっしゃらないように思いましたので、今回はシーリングファンについて私が選んだ際に考えたことや実際の使い勝手なども併せて書いてみたいと思います\(^o^)/
シーリングファン付けますか?
一条工務店で家を建てられる方は、吹抜を採用される方が多いように思います。
我が家も例に漏れず吹抜があります。っていうか、家を建てようと思っている段階では吹抜なんて贅沢だから考えていなかったんですよ。でも、宿泊体験棟に吹抜があって、妻共々吹抜が気にいってしまい、リビングに吹抜を採用しました。
私自身自分自身が住んでみるまで、高断熱高気密をそれほど信じていなかった^^;ので、吹抜ではどうしても上下温度差が生じるだろうと思っており、シーリングファンを付けることにしました!
実際に住んで見ると、高断熱高気密住宅+床暖房のおかげで冬場には上下温度差はほとんど生じませんでした。しかし、夏場はエアコンに頼っているため、どうしても上下温度差が生じてしまい、温度差が生じた空気をかき混ぜるためにもシーリングファンを付けておいたことは正解だったと思っています。
そのうち、シーリングファンを付けている場合と付けていない場合でどの程度の温度差が生じるかは実験してみたいとは思っていますが、まだできていません。。。
シーリングファンの使用感
具体的にデータを分析したわけではないので、使用感に関してはあくまで主観です。
営業さんなどによっては高気密高断熱だからシーリングファンはなくても快適に過ごせるという話を聞いたことがある方も多いかと思います。
2年弱住んで見ての感想ですが、一条工務店の家に関しては営業さんが言うように冬はシーリングファンが不要だと思います。しかし、夏はシーリングファンがあった方がより快適だと思います。
冬に関しては全館床暖房であることと、床面で暖められた空気はゆっくりとした気流を生みだし、上方に流れていきます。そのため、シーリングファンでかき回さなくても上下の温度差は低く保てているように思います。
一方で、夏に関してはエアコンで冷やした空気は下に向かいます。吹抜空間に貯まった暖かい空気は強制的にかき混ぜない限り冷えにくい状態になってしまいます。もちろん、吹抜上部に開口部を作り2Fの部屋のエアコンを活用する方法も考えられますが、そこまでするくらいなら吹抜にシーリングファンを付けて強制的に空気を攪拌した方が効率的な様におもいます。
このあたりはいずれ実験してデータを分析してみたいな~と思っています^^
我が家で取り付けたシーリングファン
リビング吹抜にシーリングファン
我が家ではリビングの吹抜部分にシーリングファンを
こんな感じになります^^写真はエコプロをした翌日の写真です^^;;住み始めるとこう言う写真って取りづらいですよね。。。
で、我が家が取り付けたシーリングファンはパナソニックのDCモータータイプのシーリングファンにパイプを延長しててあります。
我が家はDCタイプのPanasonicnoのSP7070
パナソニックシーリングファン |
というモデルを取り付けています。上記は延長パイプ込みの値段です。
見積書を確認してみると
こちらの上のXS7010が我が家で採用したシーリングファンになっていて、定価で108500円、一条工務店を通して購入して半額の54250円でした。
シーリングファンはACモーターとDCモーターで何が違うの?
シーリングファンにはAC(交流)タイプとDC(直流)タイプの2種類のシーリングファンがあります。
DCとACの形状の違い
パナソニックのシーリングファンを例にすると
DCタイプとACタイプで形状が違っています。
DCタイプはファンを回すモーターの部分が少しごついです。ACタイプの方はモーター部分が少しすっきりした印象です。
DCとACの値段の違い
DCタイプとACタイプでの大きな違いは値段です!
我が家で採用したDCモータータイプのシーリングファンセット(XS7010)は定価で108500円、実売は半額なので54250円です。それに対して、XS7010と同じ羽のサイズ(直径1.1m)のACモータータイプのシーリングファンとしては、SP7090があります。
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定価が60900円で、実売がその半額とすると30450円といった感じです。ACタイプの方が約24000円値段が安くなっています。
また、最近、2万円を超えるような高級扇風機が人気ですが、これらの高級扇風機と数千円で購入できる安価な扇風機の違いも、モーターの違いが主となります。
安価な扇風機はACモーターが使用されているのに対して、高級扇風機はDCモーターが使用されています。
DCとAC性能の違い
DCモーターが高いのはわかったけれど、いったい全体何が違うのかが気になると思います。
DCモーターとACモーターは、その動作原理が違うために、構造が異なっており、結果として性能的な差が出ます。(原理の違いに興味がある方は、DCモーターについてはこちらのサイトが、ACモーターについては こちらのサイト がわかりやすいと思います。)
で、ざっくり言ってしまえばDCモーターは構造が複雑なため、サイズがごつくなり値段も高くなります。一方でACモーターは構造が簡易なために小型化が容易です。
一方で、消費電力量はACモーターに比べてDCモーターの方がずっと少なくなります。また、DCモーターは回転制御をしやすいため、騒音が少ないとされています。
(扇風機の性能比較はこちらがわかりやすかったです。)
消費電力の違い
高級なDCモーターの扇風機と安価なACモーターの扇風機では、DCモータータイプが2W程度に対して、ACモータータイプでは約50Wと20倍以上の差が出てしまいますが、パナソニック製のシーリングファンの場合はそこまで差が出ません。。。
これは想像ですが、一般に安価な扇風機はぎりぎりまでコストをそぎ落とすために様々な省エネの工夫もそぎ落とされてしまっているのに対して、パナソニックなどのようなしっかりしたメーカーのシーリングファンではACモーターであっても、省エネの事を考慮に入れた機構が組み込まれているためと思います。
具体的にパナソニックの消費電力表は下記の通りです。この表を元に次の項で電気代を考えてみたいと思います^^
DCモーターとACモーター電気代はどっちがお得?
我が家を例にすると、シーリングファンを365日、24時間弱運転で付けっぱなしにして使用しています。そのようなケースだと、
DCモータータイプの消費電力は2.7Wです。対して、ACモーターであったとしたならば11Wということになります。
DCモーターだと消費電力はACモーターの約4分の1になります。
やっぱりDCタイプの方が消費電力8.3Wも少なくて良さそうですね!!!
って、意味わかりませんよね。。。8.3Wの差がわからないと何も分からないのと一緒と思います。。。
ここで、先日計算した1Wの電気代が生きてきます!
1Wの電気料金は1年間で約200円の差に相当します。8.3Wですから約1700円だけ電気代に差が生じることになります。10年程度使用する事を考えると約1.7万円となります。将来の電気代の上昇を考えるとDCタイプの方がACタイプに比べて2万円程度電気代が安くなると計算できます。
DCタイプの価格が約54000円、それに対してACタイプが3万円でしたから、電気代も考慮に入れて計算をしても、DCモータータイプの方が4000円程度高いという計算になります。
よって、電気代を考えてもDCタイプは割高と言うことになります。
騒音、その他のことも考えるとお勧めはDCタイプ
DCモータータイプのシーリングファンの方が消費電力が低くなっていますが、電気代の差額で考えると本体価格の差額に達するほどの省エネではありませんでした。
ただ、個人的にはDCモータータイプの方が良いかな~と思っています。
DCモーターは扇風機の場合2万円以上もするような高級機種に使用されているモーターです。消費電力の少なさ以外に回転が安定しいており、振動が少なく、騒音も少なくなっているという特徴があります。先の仕様表には騒音値も書かれていましたが、弱運転でDCモーターが17dB程度、ACモータータイプだと22dBとなっています。5dBの音の違いというのは音のエネルギーで約2倍違うイメージです。22dBは決してうるさい音ではありませんし、17dBと比較しても大きな問題にはならないと思いますが、何となく音は静かな方が良いよな~と思います。
我が家の例で言えば、静かな部屋で本を読んだりしていてもシーリングファンの音が聞こえるということはありません。ソフト運転だと全く聞こえず、弱運転だと耳を澄ませば聞こえるという感じです。ちなみに、強運転にするとぶぉんぶぉん言います^^;
4000円の差額でDCモーターなら、個人的にはDCモーターが良いな~と思ってDCタイプのシーリングファンを採用しました^^
以上、我が家が選んだシーリングファンのご紹介でした!
次回は、多くの方が悩むシーリングファンの掃除についてです!というか我が家では電動昇降機を付けていますので、電動昇降機の紹介を書きたいと思います^^